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comm.BarkerCode

バーカー符号の生成

説明

BarkerCode オブジェクトはバーカー符号を生成して同期を実行します。"バーカー符号" は PN シーケンスのサブセットです。これらは長さが最大でも 13 の短いコードで、低相関サイドローブです。"相関サイドローブ" は、符号語と時間シフトした符号語の相関です。

バーカー符号を使用した同期は、以下の手順に従います。

  1. バーカー符号オブジェクトを定義および設定します。構築を参照してください。

  2. step を呼び出して、comm.BarkerCode のプロパティに従い同期させます。step の動作は、ツールボックスの各オブジェクト固有のものです。

メモ

R2016b 以降では、step メソッドを使用して、System object™ によって定義された演算を実行する代わりに、引数を関数であるかのように使ってオブジェクトを呼び出すことができます。たとえば、y = step(obj)y = obj() は同等の演算を実行します。

構築

H = comm.BarkerCode は、指定の長さのバーカー符号を生成する、バーカー符号生成器 System object H を作成します。

H = comm.BarkerCode(Name,Value) は、指定の各プロパティが指定の値に設定されたバーカー符号生成オブジェクト H を作成します。(Name1,Value1,...,NameN,ValueN) のように、追加の名前と値のペアの引数を任意の順番で指定できます。

プロパティ

Length

生成されるコードの長さ

バーカー符号の長さを集合 {1, 2, 3, 4, 5, 7, 11, 13} に含まれる数値の整数スカラーとして指定します。既定の設定は 7 です。指定長に対しオブジェクトが生成するコードは次表のとおりです。

Lengthバーカー符号
1[-1]
2[-1 1]
3[-1 -1 1]
4[-1 -1 1 -1]
5[-1 -1 -1 1 -1]
7[-1 -1 -1 1 1 -1 1]
11[-1 -1 -1 1 1 1 -1 1 1 -1 1]
13 [-1 -1 -1 -1 -1 1 1 -1 -1 1 -1 1 -1]

SamplesPerFrame

フレームごとの出力サンプル数

step メソッドが数値の整数スカラーとして出力する、バーカー符号のサンプル数を指定します。既定の設定は 1 です。このプロパティを M の値に設定した場合、step メソッドは長さ N のバーカー符号シーケンスを M サンプル出力します。N は、Length プロパティに指定したコード長を表します。

OutputDataType

出力のデータ型

出力データ型を double または int8 のいずれかとして指定します。既定の設定は double です。

メソッド

resetバーカー符号生成オブジェクトの状態のリセット
stepバーカー符号の生成
すべての System object に共通
release

System object のプロパティ値の変更の許可

すべて展開する

フレームあたりのサンプル数が 10 のバーカー符号オブジェクトを作成します。

  barker = comm.BarkerCode('SamplesPerFrame',10)
barker = 
  comm.BarkerCode with properties:

             Length: 7
    SamplesPerFrame: 10
     OutputDataType: 'double'

バーカー符号シーケンスを生成します。

  seq = barker()
seq = 10×1

    -1
    -1
    -1
     1
     1
    -1
     1
    -1
    -1
    -1

アルゴリズム

このオブジェクトは、Barker Code Generator ブロックのリファレンス ページで説明されているアルゴリズム、入力、および出力を実装しています。オブジェクト プロパティはブロック パラメーターに対応しますが、以下の場合を除きます。

  • ブロック [Sample time] パラメーターに対応するプロパティがない。

  • オブジェクトがフレームベースの出力の実装のみを行う。

拡張機能

R2012a で導入