comm.HadamardCode
アダマール符号の生成
説明
comm.HadamardCode
System object™ は、その行が符号の直交集合を形成するアダマール行列から符号シーケンスを生成します。受信機が送信機と同期している場合、通信システムで信号を拡散するために直交符号を使用します。この場合、理想的な逆拡散処理により、符号の完全な無相関化が実現されます。詳細については、アルゴリズムを参照してください。
アダマール符号を生成するには、次のようにします。
comm.HadamardCode
オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
作成
説明
hadamard = comm.HadamardCode
は、アダマール符号を生成する System object を作成します。
hadamard = comm.HadamardCode(
は、各指定プロパティを指定値に設定してアダマール符号生成器オブジェクトを作成します。たとえば、Name
=Value
)comm.HadamardCode(Length="128",SamplesPerFrame="10")
は、長さ 128 のアダマール符号生成器の最初の 10 サンプルを出力します。
プロパティ
オブジェクト関数
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj
という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。
release(obj)
例
アルゴリズム
拡張機能
バージョン履歴
R2012a で導入