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comm.OVSFCode
OVSF 符号の生成
説明
comm.OVSFCode
System object™ は、直交変数拡散係数 (OVSF) 行列から符号を生成します。OVSF 符号を使用して、スペクトル拡散通信システムの異なるチャネル間の直交性を維持します。詳細については、アルゴリズムを参照してください。
OVSF 符号は次により生成します。
comm.OVSFCode
オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
作成
説明
ovsf = comm.OVSFCode
は、直交変数拡散係数 (OVSF) 符号を生成する System object を作成します。
ovsf = comm.OVSFCode(Name=Value)
は、指定されたそれぞれのプロパティを指定された値に設定して、OVSF 符号生成器オブジェクトを作成します。たとえば、comm.OVSFCode(SpreadingFactor="128",SamplesPerFrame="10")
は、拡散係数の長さが 128 である OVSF 符号生成器の最初の 10 チップを出力します。
プロパティ
オブジェクト関数
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj
という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。
release(obj)
例
アルゴリズム
参照
[1] S. Kasapović and N. Sarajlić, "OVSF code assignment in UMTS networks," 2010 20th International Crimean Conference "Microwave & Telecommunication Technology", Sevastopol, Ukraine, 2010, pp. 429–432, doi: 10.1109/CRMICO.2010.5632706.
拡張機能
バージョン履歴
R2012a で導入