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bercoding
符号化された AWGN チャネルでの BER
構文
説明
関数 bercoding
は、指定された符号化タイプ、復号化判定、符号化率、符号の距離スペクトルについて、加法性ホワイト ガウス ノイズ (AWGN) チャネルにおける同期 BPSK または QPSK 変調での、ビット エラー レート (BER) の上限または近似値を返します。バイナリ PSK および直交 PSK 変調の結果は同じです。この関数は、M-ary の PSK 変調については、変調次数 2 または 4 のみを計算します。詳細については、関数 bercoding および Bit Error Rate Analysis アプリで使用される解析的表現を参照してください。
は、前の構文の入力引数の任意の組み合わせに加え、変調タイプを指定します。この構文は、符号化された AWGN チャネルでの BER の近似値を返します。ber
= bercoding(EbNo
,coding
,___,modulation
)
例
入力引数
出力引数
制限
通常、出力 BER の数値精度は、おおよそ有効桁数 2 に制限されます。この関数の出力の数値精度は、次によって制限されます。
関数が使用する閉形式表現を導く解析的な近似
式の数値的実装に関連した近似
詳細
代替方法
関数 bercoding
を使用する代わりに、Bit Error Rate Analysis アプリで [Theoretical] タブを構成することで、BER の論理値を計算できます。
参照
[1] Proakis, John G. Digital Communications. 4th ed. New York: McGraw Hill, 2001.
[2] Frenger, P., P. Orten, and T. Ottosson. “Convolutional Codes with Optimum Distance Spectrum.” IEEE Communications Letters 3, no. 11 (November 1999): 317–19. https://doi.org/10.1109/4234.803468.
[3] Odenwalder, J. P. Error Control Coding Handbook, Final Report, LINKABIT Corporation, San Diego, CA: 1976.
[4] Sklar, Bernard. Digital Communications: Fundamentals and Applications. 2nd ed. Upper Saddle River, N.J: Prentice-Hall PTR, 2001.
[5] Ziemer, R. E., and R. L., Peterson. Introduction to Digital Communication. 2nd ed. Prentice Hall, 2001.
バージョン履歴
R2006a より前に導入