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BCH Decoder
BCH 符号の復号化によるバイナリ ベクトル データの復元
ライブラリ:
Communications Toolbox /
Error Detection and Correction /
Block
説明
BCH Decoder ブロックは、バイナリ BCH コードワード ベクトルからバイナリ メッセージ ベクトルを復元します。適切に復号化するには、このブロックの [Codeword length, N] および [Message length, K] パラメーター値が対応する BCH Encoder ブロックのパラメーターと一致しなければなりません。N と K のフルレングスの値は、有効な狭義の BCH 符号を生成しなければなりません。
符号化器がフレームごとに複数のコードワードを処理する場合は、同じパンクチャ パターンがすべてのコードワードに適用されます。入力および出力信号長は、BCH ブロックの入力および出力信号長にリストされています。
有効な N 値、有効な (N,K) ペア、および与えられた BCH 符号の誤り訂正能力に関する情報については、ヒントを参照してください。
復号化失敗の場合、復号化器入力のメッセージ部が変更されずにそのまま復号化器出力として返されます。
すべての入力および出力信号のサンプル時間は等しくなります。
このアイコンには、オプションの端子が表示されています。
例
端子
入力
出力
パラメーター
ブロックの特性
データ型 |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
詳細
ヒント
有効な (
N
,K
) ペアと誤り訂正能力の対応する値の一覧を生成するには、bchnumerr
(N
) を実行します。有効な値は
N
= 2M–1 です。ここで、M は 3 ~ 16 の整数です。N
の最大許容値は 65,535 です。
アルゴリズム
このブロックは、BCH と RS の誤りのみの復号化のアルゴリズムで説明されているアルゴリズム、入力、および出力を実装しています。
参照
[1] Wicker, Stephen B. Error Control Systems for Digital Communication and Storage. Upper Saddle River, NJ: Prentice Hall, 1995.
[2] Berlekamp, Elwyn R. Algebraic Coding Theory. New York: McGraw-Hill, 1968.
[3] Clark, George C., Jr., and J. Bibb Cain. Error-Correction Coding for Digital Communications. New York: Plenum Press, 1981.
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入