coder.fftw.StandaloneFFTW3Interface クラス
名前空間: coder.fftw
生成されたコード内で FFTW 呼び出しに対して FFTW ライブラリを指定する抽象クラス
説明
coder.fftw.StandaloneFFTW3Interface
は FFT ライブラリ コールバック クラスを定義するための抽象クラスです。FFT ライブラリ コールバック クラスは、MATLAB® 高速フーリエ変換関数用に生成された C/C++ コードで使用する FFT ライブラリを指定します。FFTW ライブラリの FFT コールバック クラスを定義するには、Version 3.2 以降で coder.fftw.StandaloneFFTW3Interface
クラスを使用します。たとえば、useMyFFTW
という名前の FFT ライブラリ コールバック クラスを定義するには、クラス定義ファイルの 1 行目に次のコードを記述します。
classdef useMyFFTW < coder.fftw.StandaloneFFTW3Interface
MATLAB 高速フーリエ変換関数には fft
、fft2
、fftn
、ifft
、ifft2
、ifftn
が含まれます。次の条件がすべて真の場合、コード ジェネレーターはこれらの関数に対して FFTW ライブラリの呼び出しを生成します。
MATLAB Coder™ を使用してスタンドアロンの C/C++ コード (スタティック ライブラリ、ダイナミック リンク ライブラリ、または実行可能プログラム) を生成するか、Simulink® Coder を使用して MATLAB Function ブロックから C/C++ コードを生成する。
FFTW ライブラリのインストール (Version 3.2 以上) にアクセスできる。
coder.fftw.StandaloneFFTW3Interface
から派生する FFT ライブラリ コールバック クラスで FFTW ライブラリ インストールを指定する。適切な構成パラメーターをコールバック クラスの名前に設定する。
MATLAB Coder の
codegen
コマンドを使用したコード生成の場合、CustomFFTCallback
を設定する。MATLAB Coder アプリを使用したコード生成の場合、[カスタム FFT ライブラリのコールバック] を設定する。
Simulink Coder を使用した MATLAB Function ブロックのコード生成の場合、[カスタム FFT ライブラリのコールバック] を設定する。
updateBuildInfo
メソッドと getNumThreads
メソッドを実装しなければなりません。
必要に応じて、次のメソッドを実装することができます。
getPlanMethod
lock
およびunlock
すべて静的メソッドです。
メソッド
例
バージョン履歴
R2017b で導入