Simscape 基礎
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この1日コースでは Simscape® を使って様々な物理ドメインのシステムをモデル化し、それらをマルチドメインシステムとして Simulink® 環境で統合する方法を学びます。
- Simscape™ および物理ネットワーク アプローチの紹介
- Simscape™ コンポーネントの操作
- 物理ドメインの接続
- Simscape™ モデルと Simulink® モデルの統合
- Simscape™ 言語によるカスタム コンポーネントの作成
1日目
Simscape™ および物理ネットワーク アプローチの紹介
目的: 簡単な電気システムのモデル化を行い、Simscape 環境の基本について学びます。
- Simscape の紹介
- Simulink と Simscape の違い
- Simscape でのモデルの作成とシミュレーション
- Simscape でのモデル化のガイドライン
Simscape™ コンポーネントの操作
目的: 機構系システムのモデル化を通じて、Simscape ブロック ダイアグラムを解釈し、Simscape の物理変数を認識する方法を学びます。
- Simscape™ コンポーネントの基礎の説明
- Simscape Foundation ライブラリの使用
- 初期条件の設定
- 物理変数のログ
物理ドメインの接続
目的: 異なる物理ドメインのモデルを接続して、マルチドメインモデルを作成する方法を学びます。
- マルチドメイン物理コンポーネントの作成
- 物理領域間の理想的な接続と非理想的な接続のモデル化
- モデルのサブシステムへの分割
- モデルのパラメーター化
Simscape™ モデルと Simulink® モデルの統合
目的: モデル化の柔軟性を向上するために Simulink ブロックを Simscape ブロックに接続する方法を学びます。
- 物理量信号と Simulink® 信号の接続
- 物理量信号での演算の実行
- 物理モデルの制御
- Simscape™ ブロックおよび Simulink ブロックを使用したモデルの解法
Simscape™ 言語によるカスタム コンポーネントの作成
目的: Simscape 言語を使用して Simscape 上でカスタム物理コンポーネントを作成する方法を学びます。
- Simscape 言語
- カスタムコンポーネントのワークフロー
- 完全なカスタムコンポーネントの例
レベル: 中級
必要条件:
- MATLAB 基礎 と コースを受講された方 Simulink 基礎
- もしくは同等の知識を有する方
期間: 1 日
言語: Deutsch, English, 中文, 日本語, 한국어