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wprcoef

ウェーブレット パケット係数の再構成

説明

X = wprcoef(T) は、ウェーブレット パケット ツリー T のノード 0 の係数を再構成します。

wprcoef は、1 次元または 2 次元のウェーブレット パケット解析関数です。

X = wprcoef(T,N) は、ウェーブレット パケット ツリー T のノード N の係数を再構成します。

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信号を読み込んでプロットします。

load noisdopp
plot(noisdopp)
title("Original Signal")

Shannon エントロピーを使用し、db1 ウェーブレット パケットによって元の信号を深さ 3 で分解します。境界の歪みの問題に対処するために、関数 wpdec は拡張モードとしてゼロ パディングを使用します。詳細については、dwtmodeを参照してください。

T = wpdec(noisdopp,3,"db1","shannon");

ウェーブレット パケット ツリーをプロットします。

plot(T)

ノード (2,1) でパケットを再構成します。

X = wprcoef(T,[2 1]);

再構成後のパケットをプロットします。

plot(X)
title("Reconstructed Packet (2,1)")

入力引数

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ウェーブレット パケット ツリー。wptree オブジェクトとして指定します。

ウェーブレット パケット ツリー T のノード。非負の整数または非負の整数ペアとして指定します。

出力引数

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ウェーブレット パケットの再構成係数。行ベクトルとして返されます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入