wprec2

2 次元ウェーブレット パケット再構成

構文

X = wprec2(wpt)

説明

X = wprec2(wpt) は、ウェーブレット パケット ツリー wpt に対応する再構成された行列 X を返します。

例

2 次元ウェーブレット パケット ツリーを使用したイメージの再構成

グレースケール イメージを読み込んで表示します。

load tartan
imagesc(X)
colormap gray

wpdec2 を使用して、イメージの 2 レベル ウェーブレット パケット分解を取得します。Haar ウェーブレットを使用します。

wpt = wpdec2(X,2,"haar");

ウェーブレット係数にハードなしきい値 75 を適用します。Approximation 係数を保持します。

keepapp = 1;
sorh = "h";
thr = 75;
wptNew = wpthcoef(wpt,keepapp,sorh,thr);

wprec2 を使用して、新しいウェーブレット パケット ツリーに関連付けられたイメージを再構成します。結果を表示します。

xrec = wprec2(wptNew);
imagesc(xrec)
colormap gray
title("Reconstruction of Thresholded Tree")

入力引数

wpt — ウェーブレット パケット ツリー

wptree オブジェクト

ウェーブレット パケット ツリー。wptree オブジェクトとして指定します。wprec2 関数は、wpt が wpdec2 を使用して取得されるものと仮定します。

出力引数

X — 再構成

行列 | 配列

再構成。行列または 3 次元配列として返されます。

wpt がインデックス付きイメージの解析またはトゥルーカラー イメージの解析から取得される場合、X はそれぞれ M 行 N 列の行列または M×N×3 の配列です。

イメージ形式の詳細については、image と imfinfo を参照してください。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

wpdec | wpdec2 | wpjoin | wprec | wpsplt | dwpt | idwpt

トピック

• ウェーブレット パケット