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ビデオ ラベラー アプリやグラウンド トゥルース ラベラー (Automated Driving Toolbox) アプリ (Automated Driving Toolbox™ が必要) を使用すると、ビデオやイメージのシーケンスに含まれるグラウンド トゥルース データにラベルを付けることができます。
カスタム リーダーを使用して、VideoReader
オブジェクトまたは関数 imread
でサポートされる任意のビデオまたはイメージのシーケンスをインポートできます。はじめに、カスタム リーダー関数を作成します。次に、このカスタム リーダー関数および対応するイメージ データ ソースをビデオ ラベラー アプリか グラウンド トゥルース ラベラー アプリに読み込みます。イメージ ラベラー アプリは、カスタム データ ソース リーダーをサポートしていません。
はじめに、カスタム リーダーを関数ハンドルとして指定します。カスタム リーダーの構文は次のとおりでなければなりません。
outputImage = readerFcn(sourceName,currentTimestamp)
readerFcn
がカスタム リーダー関数の名前です。カスタム リーダー関数は、currentTimestamp
で指定された現在のタイムスタンプに対応する sourceName
からイメージを読み込みます。たとえば、1 秒から 5 秒まで続くタイムスタンプのベクトル duration
における 3 番目のタイムスタンプのイメージを読み込みたいとします。currentTimestamp
を指定するために、MATLAB® コマンド プロンプトで次のコードを入力します。
timestamps = seconds(1:5); currIdx = 3; currentTimestamp = timestamps(currIdx);
カスタム関数の出力 outputImage
は、関数 imshow
によってサポートされる任意の形式のグレースケール イメージまたは RGB イメージでなければなりません。出力 currentTimestamp
は、関数が実行している現在のフレームに対応するスカラー値です。
カスタム データ ソースをビデオ ラベラー アプリにインポートするには、まず groundTruthDataSource
オブジェクトを作成します。このオブジェクトにデータ ソース ファイルとタイムスタンプが格納されます。次の構文を使用して、データ ソースの名前、データを読み取るカスタム リーダーの関数ハンドル、タイムスタンプを指定します。
gtSource
= groundTruthDataSource(sourceName
,readerFcn
,timestamps
)
このオブジェクトをアプリに読み込むために、MATLAB コマンド プロンプトで次のコードを入力します。
videoLabeler(gtSource)
あるいは、ビデオ ラベラー アプリのツールストリップで、[読み込み]、[カスタム リーダー] を選択します。次に [カスタム データ ソースの読み込み] ダイアログ ボックスで、[カスタム リーダー関数] を関数ハンドルとして指定し、さらに [データ ソース名] を指定します。さらに、MATLAB ワークスペースから対応するタイムスタンプをインポートしなければなりません。
カスタム イメージ データ ソースをグラウンド トゥルース ラベラー (Automated Driving Toolbox) アプリにインポートするには、アプリのツールストリップで、[開く] 、 [信号を追加] を選択します。次にダイアログ ボックスで、[ソース タイプ] を [Custom Image]
に設定します。そして、カスタム リーダー関数、データ ソース名、タイムスタンプを指定し、[ソースの追加] をクリックすると、イメージ データ ソースを読み込めます。
groundTruth
| groundTruthDataSource
| groundTruthMultisignal
(Automated Driving Toolbox)