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unifinv

連続一様逆累積分布関数

説明

x = unifinv(p,a,b) は、下限端点が a で上限端点が b の連続一様累積分布関数 (cdf) について、p の対応する確率における逆数を計算します。

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標準一様分布の中央値を計算します。

median = unifinv(0.5)
median = 0.5000

標準一様分布の中央値 (50 番目の百分位数) は 0.5 です。

a = -1 および b = 1 の一様分布の 75 番目と 99 番目の百分位数を計算します。

a = -1;
b =  1;
P = [0.75 0.99];
X = unifinv(P,a,b)
X = 1×2

    0.5000    0.9800

一様分布の 75 番目の百分位数は 0.5、99 番目の百分位数は 0.98 です。

入力引数

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unifinv で逆累積分布関数を計算する確率。非負のスカラー、ベクトル、または範囲 [0,1] の要素をもつ配列として指定します。

複数の確率で逆累積分布関数を評価するには、p を配列で指定します。

p がベクトルまたは配列の場合、a および b と同じサイズでなければなりません。p がスカラーの場合、p は関数によって a および b と同じ次元の定数行列に展開されます。

例: [0.1 0.5 0.75 0.99]

データ型: single | double

連続一様累積分布関数の下限端点。数値のスカラー、ベクトル、または配列として指定します。

複数の分布の逆累積分布関数を評価するには、a を配列で指定します。

a がベクトルまたは配列の場合、p および b と同じサイズでなければなりません。a がスカラーの場合、a は関数によって p および b と同じ次元の定数行列に展開されます。

例: [0 -1 7 9]

データ型: single | double

連続一様累積分布関数の上限端点。数値のスカラー、ベクトル、または配列として指定します。

複数の分布の逆累積分布関数を評価するには、b を配列で指定します。

b がベクトルまたは配列の場合、p および a と同じサイズでなければなりません。b がスカラーの場合、b は関数によって p および a と同じ次元の定数行列に展開されます。

例: [1 1 10 12]

データ型: single | double

出力引数

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一様累積分布関数の逆数。数値のスカラー、ベクトル、または配列として指定します。

x の各要素は、a および b の対応する要素で指定された分布の p の対応する確率で評価された逆累積分布関数値です。

一様累積分布関数の逆は、次の式で表されます。

x=F1(p|a,b)=a+p(ab)I[0,1](p)

データ型: single | double

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入