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unifcdf

連続一様累積分布関数

説明

p = unifcdf(x,a,b) は、対応する下限端点 a と上限端点 b を使用して、x の各値における連続一様累積分布関数 (cdf) を返します。

p = unifcdf(x,a,b,"upper") は、極端に上裾にある確率をより正確に計算するアルゴリズムを使用して、連続一様累積分布関数の補数を返します。

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標準一様分布の観測値が 0.75 未満になる確率を計算します。標準一様分布は a = 0 および b = 1 に対応します。

p = unifcdf(0.75)
p = 0.7500

観測値が 0.75 未満になる確率は 0.75 です。

a = -1b = 1 の標準一様分布の観測値が 0.5 未満になる確率を計算します。

p = unifcdf(0.5,-1,1)
p = 0.7500

観測値が 0.5 未満になる確率は 0.75 です。

標準一様分布の観測値が 0.75 より大きくなる確率を計算します。

p = unifcdf(0.75,"upper")
p = 0.2500

観測値が 0.75 より大きくなる確率は 0.25 です。

入力引数

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連続一様累積分布関数を評価する値。数値のスカラー、ベクトル、または配列として指定します。

複数の値で累積分布関数を評価するには、x を配列で指定します。

x がベクトルまたは配列の場合、a および b と同じサイズでなければなりません。x がスカラーの場合、x は関数によって a および b と同じ次元の定数行列に展開されます。

例: [0.5 0.75 1]

データ型: single | double

連続一様累積分布関数の下限端点。数値のスカラー、ベクトル、または配列として指定します。

複数の分布の累積分布関数を評価するには、a を配列で指定します。

a がベクトルまたは配列の場合、x および b と同じサイズでなければなりません。a がスカラーの場合、a は関数によって x および b と同じ次元の定数行列に展開されます。

例: [0 -1 7 9]

データ型: single | double

連続一様累積分布関数の上限端点。数値のスカラー、ベクトル、または配列として指定します。

複数の分布の累積分布関数を評価するには、b を配列で指定します。

b がベクトルまたは配列の場合、x および a と同じサイズでなければなりません。b がスカラーの場合、b は関数によって x および a と同じ次元の定数行列に展開されます。

例: [1 1 10 12]

データ型: single | double

出力引数

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x の各点で評価された累積分布関数値。非負のスカラー、ベクトル、または範囲 [0,1] の要素をもつ配列として返されます。出力 p は、必要なスカラー拡張をすべて行った後の xa、および b と同じサイズになります。p の各要素は、x 内の対応する要素で評価された、a および b 内の対応する要素によって指定された分布の cdf の値です。

一様累積分布関数は、次の式で表されます。

p=F(x|a,b)=xabaI[a,b](x)

データ型: single | double

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入