plsregress
部分最小二乗 (PLS) 回帰
構文
説明
例
入力引数
出力引数
アルゴリズム
plsregress
では SIMPLS アルゴリズム[1]を使用します。モデルの当てはめに定数項 (切片) が含まれる場合、この関数は最初に列平均を差し引くことで X
および Y
をセンタリングし、予測子と応答のセンタリングされた変数 X0
および Y0
を求めます。ただし、この関数は列の再スケーリングは行いません。標準化された変数を使用して PLS 回帰を実行するには、zscore
を使用して X
および Y
を正規化します (X0
および Y0
の列を平均値が 0 になるようにセンタリングしてから標準偏差が 1 になるようにスケーリング)。
X
および Y
を作成した後、plsregress
は X0'*Y0
で特異値分解 (SVD) を計算します。予測と応答の負荷 XL
および YL
は、X0
および Y0
の予測子スコア XS
での回帰によって得られる係数です。センタリングされたデータ X0
および Y0
は、それぞれ XS*XL'
および XS*YL'
を使用して再構成できます。
plsregress
は最初に YS
を YS = Y0*YL
として計算します。ただし、慣例では[1]、plsregress
はその後 YS
の各列を XS
の前の列と直交させ、XS'*YS
が下三角行列になるようにします。
モデルの当てはめに定数項 (切片) が含まれない場合、X
および Y
は当てはめプロセスにおいてセンタリングされません。
参照
[1] de Jong, Sijmen. “SIMPLS: An Alternative Approach to Partial Least Squares Regression.” Chemometrics and Intelligent Laboratory Systems 18, no. 3 (March 1993): 251–63. https://doi.org/10.1016/0169-7439(93)85002-X.
[2] Rosipal, Roman, and Nicole Kramer. "Overview and Recent Advances in Partial Least Squares." Subspace, Latent Structure and Feature Selection: Statistical and Optimization Perspectives Workshop (SLSFS 2005), Revised Selected Papers (Lecture Notes in Computer Science 3940). Berlin, Germany: Springer-Verlag, 2006, vol. 3940, pp. 34–51. https://doi.org/10.1007/11752790_2.
[3] Chong, Il-Gyo, and Chi-Hyuck Jun. “Performance of Some Variable Selection Methods When Multicollinearity Is Present.” Chemometrics and Intelligent Laboratory Systems 78, no. 1–2 (July 2005) 103–12. https://doi.org/10.1016/j.chemolab.2004.12.011.
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R2008a で導入