generateFiles
コーダー コンフィギュアラーを使用するコード生成用 MATLAB ファイルの生成
説明
generateFiles( は、コーダー コンフィギュアラー configurer)configurer を使用した C/C++ コード生成に必要な MATLAB® ファイルを生成し、生成されたファイルを現在のフォルダーに保存します。
コード生成ワークフローをカスタマイズするには、generateFiles と codegen (MATLAB Coder) を使用します。ワークフローをカスタマイズする必要がない場合は、generateCode を使用します。
generateFiles は、以下の MATLAB ファイルを生成します。
predict.m、update.mおよびinitialize.m—predict.mとupdate.mはそれぞれ、機械学習モデルの関数predictおよびupdateのエントリポイント関数です。この 2 つの関数でinitialize.mを呼び出します。これらのファイルは、使用するコード生成ワークフローに従って変更できます。たとえば、predict.mファイルを変更してデータの前処理を含めたり、これらのエントリポイント関数を別のコード生成プロジェクトに追加したりできます。機械学習モデルの情報が格納されている MAT ファイル —
generateFilesは、saveLearnerForCoder関数を使用して、機械学習モデルの情報を MAT ファイルに保存します。このファイルの名前は、コーダー コンフィギュアラーのOutputFileNameプロパティに格納されます。initialize.mは、loadLearnerForCoder関数を使用して、保存された MAT ファイルを読み込みます。
これらのファイルを生成した後で、codegen (MATLAB Coder) と、コーダー コンフィギュアラーの CodeGenerationArguments プロパティに格納されている準備された引数 codegen を使用して、C/C++ コードを生成します。
既に 4 つの MATLAB ファイルがすべてフォルダーに格納されている場合、generateFiles はファイルを生成しません。
generateFiles( は、configurer,'OutputPath',outputPath)outputPath で指定されたフォルダーに MATLAB ファイルを生成します。
例
入力引数
代替機能
コード生成ワークフローをカスタマイズするには、
generateFilesとcodegen(MATLAB Coder) を使用します。ワークフローをカスタマイズする必要がない場合は、generateCodeを使用します。関数generateCodeではgenerateFilesで生成される 4 つの MATLAB ファイルに加え、C/C++ コードも生成されます。
バージョン履歴
R2018b で導入