sldv.condition
Stateflow チャートおよび MATLAB Function ブロックのテスト条件関数
説明
sldv.condition(
は、生成されたテスト ケースの各タイム ステップで expr
)expr
が true であることを指定します。expr
には有効な論理式を使用します。
この関数はなにも出力しないため、expr
を評価する間接的な副作用があるだけで、親関数には影響を与えません。MATLAB® コマンド ラインからこの関数を実行しても、効果はありません。
MATLAB コード内に sldv.condition
のテスト条件を組み入れるか、その条件を分離して検証スクリプトに入れます。
[テスト生成] ペインの [テスト条件] オプションは、関数 sldv.condition
と Test Condition ブロックによって表されるテスト条件に適用されます。
例
入力引数
代替方法
関数 sldv.condition
を使用する代わりに、Test Condition ブロックをモデルに挿入できます。Test Condition ブロックと sldv.condition
の違いの詳細については、テスト ケースの生成とはを参照してください。
コードの生成に MATLAB を使用して、関数 sldv.condition
を使用せずにテスト条件を指定することもできます。コードの生成に MATLAB を直接使用するのではなく、sldv.condition
を使用すると、次の処理が不要になります。
Simulink® ブロックを使用した制約の表現
条件の出力の Simulink ブロックへの明示的な接続
バージョン履歴
R2009b で導入