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sldv.assume
Stateflow チャートおよび MATLAB Function ブロックについて証明の前提となる関数
説明
sldv.assume(
は、プロパティの証明時に expr
)expr
がすべての評価に対して真であることを指定します。expr
には有効な論理式を使用します。
この関数はなにも出力しないため、expr
を評価する間接的な副作用があるだけで、親関数には影響を与えません。MATLAB® コマンド ラインからこの関数を実行しても、効果はありません。
MATLAB コード内に sldv.assume
の証明の前提を組み入れるか、前提を分離して検証スクリプトに入れます。
[プロパティ証明] ペインの [証明の前提] オプションは、関数 sldv.assume
および Proof Assumption ブロックによって表現される証明の前提に適用されます。
例
入力引数
代替方法
関数 sldv.assume
を使用する代わりに、Proof Assumption ブロックをモデルに挿入できます。Proof Assumption ブロックの代わりに sldv.assume
を使用すると、プロパティ証明とはで説明されているとおり、いくつかの利点があります。
MATLAB をコードの生成に使用してモデルを証明する場合、関数 sldv.assume
を使用せずに信号値を制限することもできます。コードの生成に MATLAB を直接使用するのではなく、sldv.assume
を使用すると、次の処理が不要になります。
Simulink ブロックを使用した前提の表現。
前提の出力の Simulink ブロックへの明示的な接続。
バージョン履歴
R2009b で導入