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モデルの対話的な作成と編集

モデルの作成、モデルへのブロックの追加、ブロックの接続およびモデルのシミュレーションを行う基本的な方法を学習します。また、サブシステムを使用してモデルを整理する方法、モデルの各部に名前を付ける方法、モデルを変更する方法についても説明します。

対話的にブロックの接続や端子の追加を行うマウス操作の概要については、ブロックおよび信号線のショートカットと操作を参照してください。

モデルの作成

  1. Simulink® スタート ページで、テンプレートを選択するか検索します。

    モデル テンプレートは、一般的なモデル化方法を適用する開始点として使用できます。これらを使用すると、設定やブロック構成を再利用したり知識を共有したりするのに役立ちます。モデルおよびプロジェクト テンプレートを使用してベスト プラクティスを適用し、既存のモデル化ソリューションを活用します。

    テンプレートのタイトルをクリックして説明を読みます。

    検索ボックスにテキストを入力して、テンプレートを検索します。OR、AND、NOT、ワイルドカード、あいまい一致 (~) などの柔軟な検索オプションを入力できます。Lucene 検索エンジン クエリ パーサー構文を使用します。

    MATLAB の検索パスにないテンプレートを探すには、[開く] をクリックします。モデル テンプレートの拡張子は .sltx です。

  2. テンプレートを選択してから、[モデルを作成] をクリックします。

    説明を読まずにテンプレートを使用するには、テンプレートのイメージをクリックします。または Ctrl + N を押して既定のテンプレートを使用します。

    テンプレートの設定とコンテンツを使用した新規モデルが Simulink エディターに開かれます。

組み込みテンプレートではニーズに合わない場合は、[例] タブで検索を試みるか、独自のテンプレートを作成します。モデルからテンプレートを作成するを参照してください。[例] タブで、検索語を入力して関心のある例のタイトルと説明を検索するか、製品名の隣の [すべて表示] をクリックして Web 上でさらに例を開きます。

新しいモデルを作成するときにカスタマイズされた設定を使用する

すべての新しいモデルに使用するモデル テンプレートを指定できます。

  1. 必要なコンフィギュレーション設定とブロックを含むモデルを作成し、そのモデルをテンプレートにエクスポートします。モデルからテンプレートを作成するを参照してください。

  2. すべての新しいモデルでこの設定を再利用するには、Simulink スタート ページまたは関数 Simulink.defaultModelTemplate を使用して、この新しいテンプレートを既定のモデル テンプレートにします。

    スタート ページでテンプレートのタイトルをクリックして説明を展開し、[モデルを作成] の隣の下向き矢印をクリックして [既定に設定] を選択します。

既定のモデル テンプレートを設定した後は、すべての新しいモデルがこのテンプレートを使用します (Ctrl + N を押したとき、新規モデル ボタンを使用したとき、new_system を使用したときなど)。Simulink エディターの [シミュレーション] タブで [新規] を選択したときに、既定のテンプレートがリストの一番上に表示されます。

既定のテンプレートにはスタート ページでチェック マークが表示されます。

モデルを開く

モデルを開くと、モデルがメモリに読み込まれ、Simulink エディターに表示されます。次のいずれかの方法を使用します。

  • MATLAB の [ホーム] タブで [Simulink] をクリックします。Simulink スタート ページで、最近利用したモデルまたはプロジェクトをリストから選択するか、[開く] をクリックします。

  • Simulink エディターの [シミュレーション] タブで、[開く][最近使用したモデル] を選択し、最近使用したモデルを選択します。

  • MATLAB コマンド プロンプトで、モデルの名前 (vdp など) をファイル拡張子なしで入力します。モデルは現在のフォルダーまたは MATLAB の検索パス上になければなりません。

  • Simulink ライブラリ ブラウザーで、[モデルまたはライブラリを開く] ボタン をクリックします。

  • 現在のフォルダー ブラウザーまたはオペレーティング システムのファイル ブラウザーを使用してモデルを開きます。

ヒント

お気に入りを設定すると、スタート ページでお気に入りのモデルおよびプロジェクトに簡単に戻ることができます。

Simulink スタート ページの最近使用したファイルの一覧で、ファイルをお気に入りに追加できます。[お気に入り] の一覧がスタート ページの最近使用したファイルの上に表示され、お気に入りのモデルやプロジェクトを簡単に再度開くことができます。

スタート ページの最近使用したファイルのリストを編集または消去するには、最近使用したファイルを右クリックしてコンテキスト メニューを使用します。

メモ

Simulink ソフトウェアの新しいバージョンで作成されたモデルを以前のバージョンで開くには、モデルを以前のバージョンにエクスポートしてから開きます。モデルを以前の Simulink バージョンにエクスポートするを参照してください。

モデルを開く際の変数の読み込み

モデルを作成する際にモデルの変数を定義することがあります。たとえば、Gain ブロックを含むモデルがあるとします。この場合、ブロックで値を設定する代わりに、ゲインとして変数 K を指定することができます。この方法を使用するには、シミュレーションするモデルに対して変数 K を定義しなければなりません。

モデル コールバックを使用して、モデルを開くときに変数を読み込むことができます。

  1. Gain ブロックを使用するモデルで、ブロックの [ゲイン] の値を K に設定します。

  2. MATLAB スクリプトで変数を定義します。MATLAB で、[新規作成][スクリプト] を選択します。スクリプトで、変数の定義を入力します。

    K=27

  3. スクリプトを loadvar.m という名前で保存します。

  4. モデル内でプロパティ インスペクターを開きます。[モデル化] タブの [設計] で、[プロパティ インスペクター] をクリックします。モデルの最上位レベルで何も選択されていない状態でプロパティ インスペクターを使用して、モデルのプロパティを設定できます。それ以外の場合は、[モデル化] タブで、[モデル設定] をクリックします。

  5. モデル プロパティの [コールバック] セクションで、定義するコールバックとして PreLoadFcn を選択します。このペインで「loadvar」と入力します。

  6. モデルを保存します。

モデルを次回開いたときは、変数が PreloadFcn コールバックによって MATLAB ワークスペースに読み込まれます。

コールバックの詳細については、カスタマイズされたモデルの動作のコールバックを参照してください。変数を読み込むコールバックをプログラムで定義する方法については、モデルを開く際のプログラムによる変数の読み込みを参照してください。

文字エンコードが異なるモデルを開く

特定の文字セット エンコードを使用する MDL ファイルを、異なるエンコードを使用する MATLAB セッションで開く場合、警告が表示されます。たとえば、Shift_JIS 用に構成された MATLAB セッションで MDL ファイルを作成し、そのモデルを US_ASCII 用に構成されたセッションで開くとします。警告メッセージは、現在のセッションのエンコードとモデルを作成するのに使用されたエンコードを示します。

SLX ファイルは任意のエンコードの文字を格納できるため警告はされません。

モデルに関連付けられた MATLAB ファイルを使用するときなど、ファイル使用時に文字化けの問題が発生する場合は、関数 slCharacterEncoding を使用して現在の MATLAB セッションの文字エンコードをモデルの文字エンコードに合わせて変更してみてください。

Simulink は、現在のロケールではサポートされていない文字を含むかどうかモデルをチェックすることができます。詳細については、対象外の文字がないかモデルをチェックおよび他の文字エンコードによるモデルの保存を参照してください。

Simulink モデル ファイルの種類

新しいモデルを作成すると、既定で .slx という拡張子が付けられます。R2012b よりも前に作成されたモデルの拡張子は .mdl です。編集可能なモデルは、いつ作成されたものか、あるいはそれらを変換したかどうかに応じて、.slx または .mdl のどちらかの拡張子をもちます。SLX ファイル形式でのモデルの保存を参照してください。

.slxp および .mdlp の拡張子は、開いたり編集したりできない保護されたモデルを表します。サードパーティからの保護モデルの参照を参照してください。モデル テンプレートの拡張子は .sltx です。

Simulink ライブラリの拡張子も .slx ですが、それらのライブラリをシミュレーションすることはできません。詳細は、カスタム ライブラリの作成を参照してください。

参考

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