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addDataSource

参照データ ディクショナリを親データ ディクショナリに追加

説明

addDataSource(dictionaryObj,refDictionaryFile) は、データ ディクショナリ refDictionaryFile を参照ディクショナリとして親ディクショナリ dictionaryObj (Simulink.data.Dictionary オブジェクト) に追加します。

親ディクショナリには、参照ディクショナリが親ディクショナリから削除されるまで、参照ディクショナリで定義されたすべてのエントリが格納されます。エントリを定義しているディクショナリは、各エントリの DataSource プロパティで確認できます。

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データ ディクショナリ myDictionary_ex_API.sldd を開き、myDictionaryObj という名前の Simulink.data.Dictionary オブジェクトで表します。

myDictionaryObj = Simulink.data.dictionary.open('myDictionary_ex_API.sldd');

データ ディクショナリ mySubDictionary_ex_API.slddmyDictionary_ex_API.sldd に参照ディクショナリとして追加します。

addDataSource(myDictionaryObj,'mySubDictionary_ex_API.sldd');

変数 myDictionaryObjDataSources プロパティを表示して、追加が行われたことを確認します。このプロパティの値として、新たに参照されるディクショナリの名前が返されます。

myDictionaryObj.DataSources
ans = 

    'myRefDictionary_ex_API.sldd'
    'mySubDictionary_ex_API.sldd'

入力引数

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親データ ディクショナリ。Simulink.data.Dictionary オブジェクトとして指定します。この関数を使用する前に、関数 Simulink.data.dictionary.create や関数 Simulink.data.dictionary.open を使用してターゲットのディクショナリを Simulink.data.Dictionary オブジェクトで表しておきます。

参照するデータ ディクショナリのファイル名。拡張子 .sldd を含む文字ベクトルとして指定します。データ ディクショナリ ファイルは MATLAB パス上になければなりません。

例: 'mySubDictionary_ex_API.sldd'

データ型: char

代替方法

モデル エクスプローラーのウィンドウを使用して、参照ディクショナリを管理することができます。詳細については、参照ディクショナリを使用したディクショナリ データの分割を参照してください。

バージョン履歴

R2015a で導入