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Event Listener

Initialize Function、Reinitialize Function、Reset Function、および Terminate Function ブロックのイベント端子

  • Event Listener block

説明

Event Listener ブロックは、Initialize FunctionReinitialize FunctionReset Function、および Terminate Function ブロックのイベント端子として機能します。

パラメーター

すべて展開する

アルゴリズムの初期化、再初期化、リセット、または終了を実行するサブシステムのイベント タイプを選択します。

初期化

選択すると、Initialize Function ブロックの実行を、初期化イベントによってトリガーします。

再初期化

選択すると、Reinitialize Function ブロックの実行を、再初期化イベントによってトリガーします。

リセット

選択すると、Reset Function ブロックの実行を、リセット イベントによってトリガーします。

終了

選択すると、Terminate Function ブロックの実行を、終了イベントによってトリガーします。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: EventType
型: 文字ベクトル
値: 'Initialize' | 'Reinitialize' | 'Reset' | 'Terminate'
既定の設定: 'Initialize'

Reinitialize Function ブロックまたは Reset Function ブロックのイベント名を指定します。この名前は Simulink®Reinitialize Function ブロック上または Reset Function ブロック上に表示されます。このイベント名は、Reinitialize Function ブロックを含む Model ブロックまたは Subsystem ブロックの再初期化イベント端子の名前、または Reset Function ブロックを含む Model ブロックのリセット イベント端子の名前にもなります。

reinit

[イベント タイプ][再初期化] に設定されている場合の既定のイベント名。

reset

[イベント タイプ][リセット] に設定されている場合の既定のイベント名。

[イベント名] の入力時は、オートコンプリート リストにいくつかの提案が示されます。この一覧は完全ではありません。

[イベント名] は、有効な MATLAB® 変数名でなければなりません。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[イベント タイプ] パラメーターを [再初期化] または [リセット] に設定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: EventName
型: 文字ベクトル
値: 'reinit' | 'reset' | '<event name>'
既定の設定: 'reinit' または 'reset'

[バリアント制御] パラメーターで定義したバリアント制御 (条件) の有効化を制御します。

オフ

サブシステムのバリアント制御を非アクティブにします。

オン

サブシステムのバリアント制御をアクティブにします。

[バリアント条件を有効にする] を選択すると、バッジによって変更が示されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Variant
型: 文字ベクトル
値: 'off' | 'on'
既定の設定: 'off'

メモ

  • Model ブロックまたは Subsystem ブロックの再初期化イベント端子は条件付きにすることができ、参照モデルまたは参照サブシステム内の対応する Reinitialize Function ブロックで定義された正味のバリアント条件を伝播します。

  • Model ブロックのリセット イベント端子は条件付きにすることができ、参照モデル内の対応する Reset Function ブロックで定義された正味のバリアント条件を伝播します。

  • 初期化イベント端子および終了イベント端子は、参照モデルの初期化イベントおよび終了イベントを、モデルの既定値とブロック固有値両方について制御しているため、常に無条件です。参照モデルに Initialize Function ブロックを定義した場合、それは明示的な初期化イベントに対応します。

式が true と評価された場合にバリアント Initialize FunctionReinitialize FunctionReset Function、または Terminate Function ブロックを実行するバリアント制御 (条件) 式を指定します。

Variant

論理 (boolean) 式の既定の名前。

論理式

論理 (boolean) 式または boolean 式を表す Simulink.VariantExpression オブジェクト。

モデルのコードを生成する場合、式の変数を Simulink.Parameter オブジェクトとして定義します。

依存関係

このパラメーターを有効にする場合は、[バリアント条件を有効にする] パラメーターを選択します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: VariantControl
型: 文字ベクトル
値: 'Variant' | '<logical expression>'
既定の設定: 'Variant'

バリアント選択肢を C プリプロセッサ条件付きステートメント内で囲むかどうかを選択する。

オフ

バリアント選択肢を C プリプロセッサ条件付きステートメント内で囲みません。

オン

ERT ターゲットのコードを生成する場合、バリアント選択肢を C プリプロセッサ条件付きステートメント (#if) 内で囲みます。

依存関係

このパラメーターを有効にする場合は、[バリアント条件を有効にする] パラメーターを選択します。

[プリプロセッサの条件を生成] を選択すると、バッジによって変更が示されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: GeneratePreprocessorConditionals
型: 文字ベクトル
値: 'off' | 'on'
既定の設定: 'off'