powerbw
パワー帯域幅
構文
説明
出力引数なしで powerbw(___)
を使用すると、現在の Figure ウィンドウに PSD またはパワー スペクトルがプロットされ、帯域幅に注釈が付けられます。
例
入力引数
出力引数
アルゴリズム
3 dB 帯域幅を求めるために、powerbw
は箱型ウィンドウを使用してピリオドグラム パワー スペクトル推定を計算し、最も高い推定値を基準レベルとして使用します。帯域幅は、スペクトルが基準レベルより少なくとも 3 dB 低下した点の間の周波数の差です。信号が 3 dB 低下する前に信号の端点のいずれかに到達する場合、powerbw
は端点を使用して差を計算します。
サンプル レート fs
の信号 x
から、次の 3 つの方法で同じ 3 dB 帯域幅値 bw
を求めることができます。
信号から直接 | bw = powerbw(x,fs) |
信号のピリオドグラムから | [P,F] = periodogram(x,[],[],fs); bw = powerbw(P,F) |
信号のパワー スペクトル推定値 (ウェルチの PSD) から | [P,F] = pwelch(x,rectwin(length(x)),[],[],fs); bw = powerbw(P,F) |
メモ
powerbw
は、入力信号を時間領域から周波数領域に変換するために中間表現を使用するため、返されるパワー帯域幅は信号変換方法、DFT 点の数、およびウィンドウ サイズに応じて異なる場合があります。
拡張機能
バージョン履歴
R2015a で導入参考
bandpower
| obw
| periodogram
| plomb
| pwelch