retime
timetable 内のデータをリサンプルまたは集約し、重複する時間や不規則な時間を解決
構文
説明
TT2 = retime(
は、TT1
,newTimeStep
,method
)TT1
からの変数と、タイム ステップ newTimeStep
で等間隔の行時間を含む timetable を返します。関数 retime
は、method
で指定した関数を使用して、TT1
の変数のデータをリサンプリングまたは集計します。retime
を使用して、次のことができます。
TT1
のデータ値からさまざまな時間で内挿データを時間ビンに集約 (たとえば、月次データから四半期平均を含む timetable を作成)
重複する行時間をもつ
TT1
から行を削除newTimeStep
は規則的な行時間を指定するため、不規則な timetable を規則的な timetable に変換
入力引数 newTimeStep
は、事前定義されたタイム ステップを指定する文字ベクトルまたは string です。たとえば、newTimeStep
が 'daily'
、method
が 'mean'
の場合、TT2
には TT1
のデータの日次平均が含まれます。
TT2
の最初の行時間は、TT1
の最も早い行時間よりも前のタイム ステップにあります。TT2
の行時間は TT1
の行時間の範囲をカバーします。ただし、TT2
には TT1
の実際の行時間が 1 つも含まれない場合があります。これは、TT1
が、TT2
の規則的な行時間に当たる行時間を 1 つも含まない可能性があるためです。
異なる変数に対して異なる方法を使用して値を TT2
に内挿または入力するには、TT1
の VariableContinuity
プロパティを指定します。詳細については、さまざまなメソッドを使用した timetable 変数の時間再調整と同期を参照してください。
複数の timetable からデータをリサンプルまたは集約するには、synchronize
を参照してください。
TT2 = retime(
は、TT1
,newTimeStep
)'fillwithmissing'
メソッドを使用して timetable データを調整します。TT2
には、TT2
の行時間が TT1
のいずれの行時間とも一致しない部分に欠損データのインジケーターが含まれます。
TT1
に行時間の重複する行があり、TT2
に重複と一致する行時間がある場合、TT2
には、一致する重複行時間をもつ TT1
内の各行グループからの最初の行が含まれます。
TT2 = retime(___,
は、1 つ以上の Name,Value
)Name,Value
ペアで指定された追加オプションを使用して、timetable データを調整します。この構文では、前述のいずれかの構文の入力引数を使用できます。
例
入力引数
拡張機能
バージョン履歴
R2016b で導入参考
innerjoin
| synchronize
| outerjoin
| horzcat
| vertcat
| lag
| resample
| resample
(Signal Processing Toolbox) | timetable の時間再調整 | timetable の同期