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timetable の同期

複数の timetable の時間を再調整して結合し、ライブ エディターの新しい時間ベクトルにします。

R2020a 以降

説明

Synchronize Timetables タスクでは、すべての入力 timetable から変数を対話的に収集し、それらを共通の時間ベクトルに同期して、結果を単一の timetable として返すことができます。その効果は水平方向の連結と類似していますが、入力 timetable はそれぞれ異なる行時間をもつことができます。また、このタスクは、ライブ スクリプト用の MATLAB® コードを自動生成します。

このタスクを使用すると、次を行うことができます。

  • 新しい行時間でデータ値を内挿

  • データを時間ビンに集約 (たとえば、月次データを含む複数の timetable から四半期平均を含む 1 つの timetable を作成)

  • 重複する行時間をもつ行を削除

  • 等間隔のタイム ステップまたはサンプルレートを指定して、出力を規則化

Synchronize Timetables task in Live Editor

タスクを開く

Synchronize Timetables タスクを MATLAB エディターでライブ スクリプトに追加するには、次を行います。

  • [ライブ エディター] タブで、[タスク]、[timetable の同期] を選択します。

  • スクリプトのコード ブロック内に、synchronizetimetable などの関連キーワードを入力します。コマンドの補完候補から [timetable の同期] を選択します。

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この例では、ライブ エディターの timetable の同期タスクを使用して、入力 timetable 内のデータを同期する方法を説明します。

まず、firstTT MAT ファイルから 2 つの小さい timetable を読み込みます。TT1 には測定温度、TT2 には測定湿度が含まれます。

load firstTT

ライブ スクリプトに timetable の同期タスクを追加します。

  • TT1 および TT2 の行時間の和集合である新しい行時間を指定するには、Selection method メニューを使用します。

  • 出力 timetable 変数のギャップを埋めることによってデータを調整するには、[General rule] メニューを使用します。規則として [Fill with missing] を選択します。タスクは、各 timetable 変数のデータ型に適切な欠損値でギャップを埋めます。数値変数の場合、欠損値は NaN です。

NaN の代わりに内挿値でギャップを埋めることができます。一般的な規則として線形内挿を指定します。

行時間の和集合の代わりに、規則的な 1 時間ごとの時間ベクトルに同期します。

関連する例

パラメーター

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ワークスペース内にあるすべての空でない timetable のリストから、2 つ以上の入力 timetable の名前を指定します。

初期状態で提供されている 2 つのドロップダウン リストを使用して、2 つの timetable の名前を指定できます。timetable をさらに指定するには、ドロップダウン リストの右側にある [+] ボタンをクリックします。追加できる timetable の数に制限はありません。

出力 timetable の新しい行時間を計算する方法を指定します。

  • timetable からの時間 — 1 つ以上の入力 timetable から行時間を抽出する方法。たとえば、すべての timetable の行時間の和集合、または共通集合、または最後の timetable の行時間を使用できます。

  • タイム ステップ — 連続する等間隔の行時間の間の時間の長さ。

  • サンプルレート — サンプルレートまたは等間隔の行時間の頻度。

  • ワークスペースからの時間datetime 値または duration 値のベクトルであるワークスペース変数。このベクトルの時間が、出力 timetable の行時間になります。時間は等間隔である必要はありません。

timetable の変数のデータ値を調整するための規則を指定します。例外が指定されない限り、この規則はすべての入力 timetable のすべての変数に適用されます。データ値をリサンプリングまたは集計して以下を実行できます。

  • 欠損データ インジケーターまたは定数値でギャップを埋めます。

  • データ値を新しい行時間に内挿します。たとえば、100 Hz で測定されたデータを 200 Hz でリサンプリングします。

  • 時間ビンにデータを集約します。たとえば、1 時間ごとに測定されたデータ値から日次平均値を計算します。

[追加] ボタンをクリックします。表示された timetable 名および変数名のドロップダウン リストから timetable 変数を指定します。1 つ目のリストから入力 timetable を選択し、2 つ目のリストからその変数の 1 つを選択します。

  • 指定された変数のデータを調整するには、変数リストの右側にある 3 つ目のドロップダウン リストから規則を選択します。例外の規則は一般的な規則とは異なる場合があります。

  • 他の timetable 変数用の例外を指定するには、1 つ目の例外の右側にある [+] ボタンをクリックします。前の例外の下に、timetable 名、変数名、規則について新しいドロップダウン リストが表示されます。

バージョン履歴

R2020a で導入

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