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timetable の時間再調整

ライブ エディターでの timetable データのリサンプリングまたは集約

R2020a 以降

説明

timetable の時間再調整タスクでは、timetable の行時間を対話的に変更し、その変数内のデータをリサンプリングまたは集約できます。このタスクは、ライブ スクリプト用の MATLAB® コードを自動生成します。

このタスクを使用すると、次を行うことができます。

  • 新しい行時間でデータ値を内挿

  • データを時間ビンに集約 (たとえば、月次データから四半期平均を含む timetable を作成)

  • 重複する行時間をもつ行を削除

  • 等間隔のタイム ステップまたはサンプルレートを指定して、不規則な timetable を規則化

関連する関数

[timetable の時間再調整] では、関数 retime を使用するコードが生成されます。

Retime Timetable task in Live Editor

タスクを開く

timetable の時間再調整タスクを MATLAB エディターでライブ スクリプトに追加するには、次を行います。

  • [ライブ エディター] タブで [タスク][timetable の時間再調整] を選択します。

  • スクリプトのコード ブロック内に、retimetimetableupsampledownsample などの関連キーワードを入力します。コマンドの補完候補から [timetable の時間再調整] を選択します。キーワードによっては、1 つ以上の対応するパラメーターがタスクで自動的に更新されます。

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この例では、ライブ エディターの timetable の時間再調整タスクを使用して timetable のデータのリサンプリングと集約を行う方法を示します。timetable 変数を調整するための別の規則を異なる方法で適用することもできます。

データ リサンプリング

データの列ベクトルを使用して timetable を作成します。行時間は 10 ~ 50 ミリ秒です。

Intensity = [100 98.7 95.2 101.4 99.1]';
Time = milliseconds([11 20 34 40.3 49.9])';
TT1 = timetable(Time,Intensity)
TT1=5×1 timetable
       Time       Intensity
    __________    _________

    0.011 sec         100  
    0.02 sec         98.7  
    0.034 sec        95.2  
    0.0403 sec      101.4  
    0.0499 sec       99.1  

timetable の時間再調整タスクをライブ スクリプトに追加します。TT 内のデータをリサンプリングします。

  • 100 Hz のサンプル レートを指定するには、[Selection method] メニューを使用します。

  • 線形内挿を使用して Intensity 変数内のデータを調整するには、[General rule] メニューを使用します。

Live Task
newTimetable=5×1 timetable
      Time      Intensity
    ________    _________

    0.01 sec     100.14  
    0.02 sec       98.7  
    0.03 sec       96.2  
    0.04 sec      101.1  
    0.05 sec     99.076  

データの集約

bostonTT MAT ファイルから 2 番目の timetable を読み込みます。この timetable にはボストン市の温度、風速および降水量の測定値が含まれています。測定はおよそ 6 時間ごとに行われていますが不規則です。

load bostonTT
Boston
Boston=6×3 timetable
           Time            Temp    WindSpeed    Rain
    ___________________    ____    _________    ____

    2016-06-09 06:03:00    59.5       0.1       0.05
    2016-06-09 12:00:23      63       2.3       0.08
    2016-06-09 18:02:57    61.7       3.1       0.13
    2016-06-10 06:01:47    55.4       5.7       0.15
    2016-06-10 12:06:00    62.3       2.6       0.87
    2016-06-10 18:02:57    58.8       6.2       0.33

timetable の時間再調整タスクの 2 番目のインスタンスをライブ スクリプトに追加します。データを日次の時間ビンに集約します。

  • 1 日のタイム ステップを指定するには、[Selection method] メニューを使用します。

  • timetable 変数の平均値を計算するには、[General rule] メニューを使用します。

  • 変数 Rain に異なる規則を指定するには、[Exceptions] メニューを使用します。例外を追加して、各日の最初に降水量の測定値を内挿します。

Live Task
newTimetable2=2×3 timetable
           Time             Temp     WindSpeed      Rain  
    ___________________    ______    _________    ________

    2016-06-09 00:00:00      61.4     1.8333      0.019529
    2016-06-10 00:00:00    58.833     4.8333       0.13993

関連する例

パラメーター

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ワークスペースにあるすべての空でない timetable のリストから名前を指定します。

timetable の新しい行時間を計算する方法を指定します。

  • タイム ステップ — 連続する等間隔の行時間の間の時間の長さ。

  • サンプルレート — サンプルレートまたは等間隔の行時間の頻度。

  • ワークスペースからの時間datetime 値または duration 値のベクトルであるワークスペース変数。timetable の行時間は、ベクトルの時間によって置き換えられます。時間は等間隔である必要はありません。

timetable の変数のデータ値を調整するための規則を指定します。例外が指定されない限り、この規則はすべての変数に適用されます。データ値をリサンプリングまたは集計して以下を実行できます。

  • 欠損データ インジケーターまたは定数値でギャップを埋めます。

  • データ値を新しい行時間に内挿します。たとえば、100 Hz で測定されたデータを 200 Hz でリサンプリングします。

  • 時間ビンにデータを集約します。たとえば、1 時間ごとに測定されたデータ値から日次平均値を計算します。

[追加] ボタンをクリックします。次に、表示される変数名のドロップダウン リストから timetable 変数を指定します。

  • 指定された変数のデータを調整するには、変数名の右側にある規則のドロップダウン リストから規則を選択します。例外の規則は一般的な規則とは異なる場合があります。

  • 他の timetable 変数用の例外を指定するには、1 つ目の例外の右側にある [+] ボタンをクリックします。前の例外の下に、変数名と規則の新しいドロップダウン リストが表示されます。

バージョン履歴

R2020a で導入

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参考

関数

ライブ エディター タスク

アプリ