restoredefaultpath
出荷時の検索パスの復元
説明
restoredefaultpath
は MATLAB® 検索パスを出荷時の状態にリセットします。既定では、検索パスには MATLAB userpath
フォルダー、MATLABPATH
環境変数の一部として定義されたフォルダー、および MATLAB と他の MathWorks® 製品が提供するフォルダーが含まれます。
メモ
restoredefaultpath
は、検索パスが破損したため MATLAB の起動時に問題が発生した場合にのみ使用してください。一般的な検索パスのクリーンアップについては、代替機能を参照してください。
起動時に MATLAB が正しく初期化されない場合は、restoredefaultpath
と matlabrc
の両方を呼び出してください。詳細については、起動時の設定で問題が発生したパスを参照してください。
MATLAB では、UNC パス名からの restoredefaultpath
の発行をサポートしていません。これを行うと、MATLAB で検索パスのファイルを検索できなくなる場合があります。UNC パス名から restoredefaultpath
を使用した場合は、現在のフォルダーを絶対パスに変更して予期される動作を復元してから、restoredefaultpath
コマンドを再実行します。
代替機能
一般的な検索パスのクリーンアップには、関数 rmpath
または [パスの設定] ダイアログ ボックスを使用します。[パスの設定] ダイアログ ボックスを開くには、[ホーム] タブを開き、[環境] セクションで [パスの設定] をクリックします。あるいは、関数 pathtool
を使用します。
バージョン履歴
R2006a より前に導入