ドキュメンテーション

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MATLAB 検索パスとは

MATLAB® 検索パスは、ファイル システムにあるすべてのフォルダーのサブセットです。MATLAB では検索パスを使用して、MathWorks® 製品で使用されるファイルを効率的に検出します。

検索パス上のフォルダーの順序は重要です。検索パス上の複数のフォルダーに同じ名前のファイルが存在する場合、MATLAB は検索パスの最上位に一番近いフォルダーのファイルを使用します。

既定の設定では、検索パス上には次のものがあります。

  • MATLAB userpath フォルダー。起動時に検索パスに追加され、ユーザー ファイルの既定の保存場所となっています。

  • 環境変数 MATLABPATH の一部として定義されるフォルダー

  • MATLAB や他の MathWorks 製品により提供されるフォルダー。これらのフォルダーは matlabroot/toolbox にあります (matlabroot はコマンド ウィンドウで matlabroot を実行すると表示されるフォルダー)。

クラス フォルダー、パッケージ フォルダーおよび private フォルダーは、検索パスの一部として明示的に指定 "しない" ようにしてください。

実行するファイルのフォルダーを検索パスに明示的に追加することができます。検索パスへのファイル追加の詳細については、検索パス上のフォルダーの変更を参照してください。

MATLAB Online では、すべてのフォルダーが自動的にパス上に存在します。

検索パス上の userpath フォルダー

userpath フォルダーは検索パス上の最初のフォルダーです。既定では、MATLAB が起動時に userpath フォルダーを検索パスに追加します。このフォルダーは、MATLAB で使用するファイルを保存する場所として便利です。

既定の userpath フォルダーはプラットフォームごとに異なります。

  • Windows® プラットフォーム — %USERPROFILE%/Documents/MATLAB

  • Mac プラットフォーム — $home/Documents/MATLAB

  • Linux® プラットフォーム — $home/Documents/MATLAB ($home/Documents が存在する場合)

  • MATLAB Online™/users/youruserid

あるいは、現在の userpath フォルダーを決定または変更するために、userpath を呼び出します。

既定では、userpath フォルダーは、Windows システムの MATLAB ショートカットまたは Mac システムの MATLAB アプリケーションをダブルクリックして MATLAB を起動する際の起動フォルダーでもあります。

環境変数 MATLABPATH

環境変数 MATLABPATH には、起動時に MATLAB 検索パスに加えられる追加フォルダーのリストを含めることができます。これらのフォルダーは userpath フォルダーより後、MathWorks が提供するフォルダーより前に配置されます。既定では、環境変数 MATLABPATH は設定されません。環境変数 MATLABPATH の設定方法の詳細については、環境変数 MATLABPATH の設定を参照してください。

検索パス上にファイルとフォルダーがあるかどうかの確認

ファイルやフォルダーが検索パス上にあるかどうかを確認する方法は複数あります。個々のファイルまたはフォルダーが検索パス上にあるかどうかをチェックするか、あるいは検索パス全体を表示することができます。

検索パス上にファイルまたはフォルダーがあるかどうかのチェック

ファイルが検索パス上にあるかどうかを確認するには、which filename を実行します。ファイルが検索パス上にある場合、MATLAB はこのファイルへの絶対パスを返します。

ファイルまたはフォルダーが検索パス上にあるかどうかを確認するには、現在のフォルダー ブラウザーを使用します。パス上にないファイルやフォルダーはグレー表示になります。現在のフォルダー ブラウザーで、ファイルまたはフォルダーが検索パス上にあるかどうかを示すように設定するには、いずれかのファイルまたはフォルダーを右クリックし、[パスにないファイルを薄く表示] オプションを選択します。

現在のフォルダー ブラウザーで、グレー表示のファイルまたはフォルダーにポインターを置いて、グレー表示になっている理由を確認します。ツールヒントが開いて説明が表示されます。ツールヒントには、ファイルまたはフォルダーが MATLAB パス上にないと書かれている場合がよくあります。ツールヒントが表示されない場合は、無効になっている可能性があります。有効にするには、[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。次に、[MATLAB][現在のフォルダー] を選択します。[ファイルがアクセス不可能である理由を説明するツールのヒントを表示] を選択して、ツールヒントを表示します。

検索パス全体の表示

path コマンドを実行して、MATLAB 検索パス上にあるすべてのフォルダーを表示します。

または、[パスの設定] ダイアログ ボックスを使用して MATLAB 検索パス全体を表示します。[ホーム] タブの [環境] セクションで、[パスの設定] をクリックします。[パスの設定] ダイアログ ボックスは、検索パス上のすべてのフォルダーを一覧表示します。[パスの設定] ダイアログ ボックスの使用の詳細については、検索パス上のフォルダーの変更を参照してください。

検索パスとシステム パスの違い

検索パスはシステム パスと同じではありません。さらに、MATLAB 検索パスとシステム パス間に明示的な関係はありません。ただし、どちらのパスも次のようにファイルの検索に役立ちます。

  • MATLAB は検索パスを使用して、MATLAB ファイルを効率的に検索します。

  • オペレーティング システムはシステム パスを使用して、オペレーティング システムの ファイルを効率的に検索します。

MATLAB 検索パスの保存

MATLAB は検索パス情報を pathdef.m ファイルに保存します。このファイルには、検索パス上の各フォルダーにつき 1 つずつ、一連の絶対パス名が含まれています。

既定の設定では pathdef.mmatlabroot/toolbox/local にあります。

検索パスを変更すると、これは MATLAB によって現在のセッションで使用されますが、pathdef.m は更新されません。変更した検索パスを現在のセッションと今後のセッションで使用するには、savepath を使用するか、[パスの設定] ダイアログ ボックス の [保存] ボタンを使用して変更を保存します。これにより pathdef.m が更新されます。

MATLAB Online では、検索パスに対するすべての変更が自動的に保存されます。

参考

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