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matlab.unittest.fixtures.Fixture クラス
パッケージ: matlab.unittest.fixtures
テスト フィクスチャのインターフェイス クラス
説明
Fixture
インターフェイス クラスを使用して、テスト作成者はカスタムのフィクスチャを作成できます。フィクスチャにより、テストに必要な環境の状態を構成します。
Fixture
インターフェイスから派生したクラスは、setup
メソッドを実装しなければなりません。このメソッドは、環境に変更を加えます。フィクスチャは、破棄される際に環境を初期状態に復元する必要があります。環境を復元するには、setup
メソッド内で addTeardown
メソッドを使用するか、フィクスチャの teardown
メソッドを実装します。
サブクラスで、コンストラクターの SetupDescription
および TeardownDescription
プロパティを設定して、setup
および teardown
メソッドで実行されるアクションの詳細を記述することができます。テスト フレームワークは、フィクスチャをセットアップおよび破棄する際にこれらの詳細を表示できます。
Fixture
から派生するクラスは、コンストラクターが任意の入力引数を受け入れる場合、またはコンストラクターが構成変更可能な場合は、isCompatible
メソッドを実装しなければなりません。Fixture
のサブクラスはこのメソッドを使用して、フィクスチャの相互交換可能性の概念を定義できます。同じクラスの 2 つの matlab.unittest.fixtures
インスタンスは、isCompatible
メソッドが true
を返す場合は、相互交換可能であるとみなされます。TestRunner
は、isCompatible
の結果を利用して、同じクラスの 2 つのフィクスチャ インスタンスが同一の共有テスト フィクスチャの状態と対応しているかどうかを決定します。
プロパティ
|
フィクスチャのセットアップ アクションの説明。文字ベクトルとして指定します。 |
|
フィクスチャの破棄アクションの説明。文字ベクトルとして指定します。 |
メソッド
addTeardown | 破棄ルーチンを Fixture インスタンスに動的に追加 |
applyFixture | 作業を他のフィクスチャに委ねるフィクスチャのセットアップ |
isCompatible | 同じクラスの 2 つのフィクスチャが相互交換可能かどうかを判別 |
log | フィクスチャのセットアップと破棄の処理中に診断情報を記録する |
needsReset | 共有テスト フィクスチャをリセットする必要があるかどうかのレポート |
onFailure | フィクスチャのセットアップおよび破棄におけるエラーの診断情報を動的に追加する |
setup | フィクスチャのセットアップ |
teardown | フィクスチャの破棄 |
イベント
AssertionFailed | アサーションの失敗時にトリガーされます。 |
AssertionPassed | アサーションの成功時にトリガーされます。 |
AssumptionFailed | 仮定の失敗時にトリガーされます。 |
AssumptionPassed | 仮定の成功時にトリガーされます。 |
FatalAssertionFailed | 致命的なアサーションの失敗時にトリガーされます。 |
FatalAssertionPassed | 致命的なアサーションの成功時にトリガーされます。 |
ExceptionThrown | 例外がスローされたときに |
DiagnosticLogged |
|
コピーのセマンティクス
ハンドル。コピー操作に対するハンドル クラスの影響については、オブジェクトのコピーを参照してください。