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共有フィクスチャを使用するテストの記述

この例では、テストの作成時に共有フィクスチャを使用する方法を示します。TestCase クラスの SharedTestFixtures 属性を使用して、テスト フィクスチャをテスト クラス全体で共有することができます。この属性を実際に使用してみるため、現在の作業フォルダーのサブディレクトリに複数のテスト クラスを作成します。テスト メソッドは上位レベルのみで表示されます。

このテスト例では DocPolynom クラスと BankAccount クラスという 2 つのテスト クラスを使用します。どちらのクラスも、MATLAB® でアクセスできますが、MATLAB パスに追加しなければなりません。パス フィクスチャは、ディレクトリを現在のパスに追加し、テストを実行し、ディレクトリをパスから削除します。どちらのクラスでもパスに対する同じ追加操作が必要であるため、テストで共有フィクスチャを使用します。

DocPolynom クラスのテストの作成

DocPolynom クラス用のテスト ファイルを作成します。SharedTestFixtures 属性を TestCase に指定して PathFixture で渡すことにより、共有フィクスチャを作成します。

 DocPolynomTest クラス定義ファイル

BankAccount クラスのテストの作成

BankAccount クラス用のテスト ファイルを作成します。SharedTestFixtures 属性を TestCase に指定して PathFixture で渡すことにより、共有フィクスチャを作成します。

 BankAccountTest クラス定義ファイル

テスト スイートの作成

DocPolynomTest.m クラスおよび BankAccountTest.m クラスは作業ディレクトリにあります。テスト スイートを現在の作業ディレクトリから作成します。追加のテストがある場合は、TestSuite.fromFolder メソッドによってそれらがテスト スイートに含められます。コマンド プロンプトでテスト スイートを作成します。

import matlab.unittest.TestSuite;
suiteFolder = TestSuite.fromFolder(pwd);

テストの実行

コマンド プロンプトで、テスト スイートのテストを実行します。

result = run(suiteFolder);
Setting up PathFixture.
Description: Adds 'C:\Program Files\MATLAB\R2013b\help\techdoc\matlab_oop\examples' to the path.
__________

Running BankAccountTest
.....
Done BankAccountTest
__________

Running DocPolynomTest
...
Done DocPolynomTest
__________

Tearing down PathFixture.
Description: Restores the path to its previous state.
__________

テスト フレームワークによってテスト フィクスチャがセットアップされ、各ファイル内のすべてのテストが実行されてから、フィクスチャが破棄されます。パス フィクスチャは、TestClassSetup メソッドを使用してセットアップされて破棄される場合は、テスト ファイルごとに 1 回ずつ、合計 2 回セットアップされて破棄されます。

参考

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