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matlab.unittest.plugins.DiagnosticsOutputPlugin クラス

パッケージ: matlab.unittest.plugins

診断を出力ストリームに送るプラグイン

説明

DiagnosticsOutputPlugin クラスは、診断を出力ストリームに送るプラグインを作成します。テスト フレームワークにより出力される診断のタイプと詳細レベルを設定するには、このプラグインを TestRunner インスタンスに追加します。

構築

matlab.unittest.plugins.DiagnosticsOutputPlugin は、失敗したイベントと Verbosity.Terse レベルでログに記録されたイベントの診断を ToStandardOutput ストリームに送るプラグインを作成します。

matlab.unittest.plugins.DiagnosticsOutputPlugin(stream) は、指定された出力ストリームに診断をリダイレクトします。たとえば、ToFile を使用して作成されたストリームに、出力をリダイレクトできます。

matlab.unittest.plugins.DiagnosticsOutputPlugin(___,Name,Value) は、1 つ以上の Name,Value のペア引数で指定された追加オプションを使用してプラグインを作成します。たとえば、DiagnosticsOutputPlugin('LoggingLevel',4,'IncludingPassingDiagnostics',true) は、ログに記録されたすべてのレベルの診断を表示し、さらにパスした診断も表示するプラグインを作成します。

入力引数

すべて展開する

出力する場所。OutputStream クラスのインスタンスとして指定します。プラグインは指定された場所に診断情報を送ります。既定では、プラグインは matlab.unittest.plugins.ToStandardOutput ストリームを使用します。

例: matlab.unittest.plugins.ToFile('myFile.txt')

名前と値のペアの引数

オプションの Name,Value の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順序で指定できます。

例: DiagnosticsOutputPlugin('IncludingPassingDiagnostics',true,'OutputDetail',4) は、パスした診断を含めて診断を最も詳細なレベルで表示するプラグインを作成します。

失敗したイベントの診断を除外するかどうか。false または true として指定します。既定では、プラグインは失敗したイベントの診断を含めます。

データ型: logical

パスしたイベントの診断を含めるかどうか。false または true として指定します。既定で、プラグインはパスしたイベントの診断を含めません。

データ型: logical

プラグイン インスタンスが含める診断ログの最大レベル。0 ~ 4 の整数値、matlab.unittest.Verbosity 列挙型オブジェクト、事前定義された列挙型メンバー名のいずれかに対応する string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。このプラグインは、このレベル以下でログに記録された診断を含めます。整数値は matlab.unittest.Verbosity 列挙型のメンバーに対応します。

数値表現列挙型メンバー名詳細レベルの説明
0None

情報なし

1Terse

最小限の情報

2Concise

中程度の情報量

3Detailed

ある程度の補足的な情報

4Verbose

多くの補足的な情報

既定で、プラグインは matlab.unittest.Verbosity.Terse レベル (レベル 1) でログに記録された診断を含めます。診断ログを除外するには、LoggingLevelVerbosity.None (レベル 0) に指定します。

診断ログとは、log (TestCase) メソッドまたは log (Fixture) メソッドの呼び出しによってテスト フレームワークに送る診断です。

レポートするイベントの詳細レベル。0 ~ 4 の整数値、matlab.unittest.Verbosity 列挙型オブジェクト、事前定義された列挙型メンバー名のいずれかに対応する string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。整数値は matlab.unittest.Verbosity 列挙型のメンバーに対応します。

プラグインは、パスしたイベント、失敗したイベント、およびログに記録されたイベントを、OutputDetail で指定された詳細レベルでレポートします。既定で、プラグインはイベントを matlab.unittest.Verbosity.Detailed レベル (レベル 3) で記録します。

数値表現列挙型メンバー名詳細レベルの説明
0None

情報なし

1Terse

最小限の情報

2Concise

中程度の情報量

3Detailed

ある程度の補足的な情報

4Verbose

多くの補足的な情報

プロパティ

すべて展開する

このプロパティは読み取り専用です。

失敗したイベントの診断を除外するかどうかのインジケーター。false または true (logical 0 または 1) として指定します。ExcludeFailureDiagnostics の既定値は false であり、失敗したイベントの診断が出力に含まれます。失敗したイベントの診断を出力から除外するには、プラグインの作成時に ExcludeFailureDiagnosticstrue として指定します。

このプロパティは読み取り専用です。

パスしたイベントの診断を記録するかどうかのインジケーター。false または true (logical 0 または 1) として指定します。IncludePassingDiagnostics の既定値は false であり、パスしたイベントからの診断が出力から除外されます。パスしたイベントからの診断を出力に含めるには、プラグインの作成時に IncludePassingDiagnosticstrue として指定します。

このプロパティは読み取り専用です。

プラグインが含める診断ログの最大詳細レベル。matlab.unittest.Verbosity 列挙型オブジェクトとして返されます。このプラグインは、このレベル以下でログに記録された診断を含めます。このプロパティの既定値は matlab.unittest.Verbosity.Terse です。プラグインの作成時に異なるログ レベルを指定できます。

診断ログとは、log (TestCase) メソッドまたは log (Fixture) メソッドの呼び出しによってテスト フレームワークに送る診断です。

このプロパティは読み取り専用です。

レポートするイベントの詳細レベル。matlab.unittest.Verbosity 列挙型オブジェクトとして返されます。このプロパティの既定値は matlab.unittest.Verbosity.Detailed です。プラグインの作成時に、異なる出力詳細レベルを指定できます。

コピーのセマンティクス

ハンドル。コピー操作に対するハンドル クラスの影響については、オブジェクトのコピーを参照してください。

すべて折りたたむ

以下のテスト クラスを含むファイル ExampleDiagOutputTest.m を作成します。

classdef ExampleDiagOutputTest < matlab.unittest.TestCase
    methods(Test)
        function testOne(testCase)
            import matlab.unittest.Verbosity
            testCase.log(Verbosity.Detailed,'Testing failing event')
            testCase.verifyEqual(42,13,'42 == 13')
        end
        function testTwo(testCase)
            testCase.log(3,'Testing passing event')
            testCase.verifyTrue(true,'true is true')
        end
    end
end

ExampleDiagOutputTest クラスからテスト スイートを作成します。プラグインなしでテスト ランナーを作成します。

import matlab.unittest.TestRunner
import matlab.unittest.TestSuite
import matlab.unittest.Verbosity
import matlab.unittest.plugins.DiagnosticsOutputPlugin

suite = TestSuite.fromClass(?ExampleDiagOutputTest);
runner = TestRunner.withNoPlugins();

既定の DiagnosticsOutputPlugin を作成し、ランナーに追加して、テストを実行します。

plugin = DiagnosticsOutputPlugin;
runner.addPlugin(plugin);
result = runner.run(suite);
================================================================================
Verification failed in ExampleDiagOutputTest/testOne.

    ----------------
    Test Diagnostic:
    ----------------
    42 == 13

    ---------------------
    Framework Diagnostic:
    ---------------------
    verifyEqual failed.
    --> The values are not equal using "isequaln".
    --> Failure table:
            Actual    Expected    Error     RelativeError  
            ______    ________    _____    ________________
        
              42         13        29      2.23076923076923
    
    Actual Value:
        42
    Expected Value:
        13

    ------------------
    Stack Information:
    ------------------
    In C:\work\ExampleDiagOutputTest.m (ExampleDiagOutputTest.testOne) at 5
================================================================================
Failure Summary:

     Name                           Failed  Incomplete  Reason(s)
    ============================================================================
     ExampleDiagOutputTest/testOne    X                 Failed by verification.

別のテスト ランナーを作成し、パスしたものも含めた Terse レベルの診断を表示し、Detailed レベル以下でログに記録された診断を表示する DiagnosticsOutputPlugin を作成します。これをランナーに追加して、テストを再実行します。

runner = TestRunner.withNoPlugins();
plugin = DiagnosticsOutputPlugin('OutputDetail',Verbosity.Terse, ...
    'LoggingLevel',3,'IncludingPassingDiagnostics',true);
runner.addPlugin(plugin);
result = runner.run(suite);
[Detailed] Diagnostic logged (2018-04-13 13:47:34): Testing failing event

FAIL: ExampleDiagOutputTest/testOne in ExampleDiagOutputTest.testOne at 6 :: verifyEqual failed.

[Detailed] Diagnostic logged (2018-04-13 13:47:34): Testing passing event

PASS: ExampleDiagOutputTest/testTwo in ExampleDiagOutputTest.testTwo at 10 :: verifyTrue passed.
R2018b で導入