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brush
チャート内のデータ値を対話形式でマーク
説明
データのブラシ選択を使うと、選択した色を使用して、チャート内のデータ値をマークできます。個々のデータ値をマークできるほか、選択用の四角形を使用して、値を多数選択しマークすることもできます。マークした値は、削除するか、ワークスペース内の変数に保存することができます。ブラシ選択マークは、移動やズーム、データヒントの追加、プロットの編集などを行った場合でも、削除するまでは残ります。
線グラフ、棒グラフ、面グラフ、ヒストグラム、表面グラフを含むほとんどのチャートで、データのブラシ選択はサポートされています。ブラシ選択をサポートするチャートには通常、座標軸ツール バーにブラシ アイコン が表示されます。
作成
説明
brush on
は、現在の Figure でブラシ選択をオンにします。ブラシがオンの状態で単一のデータ値をクリックすると、その値がマークされます。選択用の四角形をドラッグして複数のデータ値を囲むと、それらの値がマークされます。マークを追加する場合や不要なマークを削除する場合は、Shift キーを押したまま値をブラシ選択します。
brush off
はブラシ選択をオフにします。チャートに既存のブラシ選択マークがある場合、このコマンドでは削除されません。
brush
は、ブラシ選択モードの 'on'
と 'off'
を切り替えます。
brush(
は、後続のブラシ選択マークの色を設定します。ブラシ選択色を設定しても、現在のマークに影響はありません。ただし、データをブラシ選択し、ブラシ選択色を変更してから、Shift キーを使用してマークを追加または削除する場合は除きます。この場合は、すべてのマークが新しい色に更新されます。color
)
brush(
は、指定した Figure のブラシ選択のモードまたは色のオプションを設定します。たとえば、fig
,___)brush(fig,'on')
のようになります。
は、b
= brush(___)brush
オブジェクトを作成します。この構文は、ブラシ選択のモード、色、コールバックのプロパティを制御する際に便利です。
入力引数
プロパティ
例
制限
コンテキスト メニューを使用したブラシ選択マークの色の変更は、関数 uifigure
を使用して作成された Figure ではサポートされていません。代わりに、ブラシ選択モード オブジェクトを作成して、プログラムをでその色を変更します。
uif = uifigure; ax = axes(uif); bar(ax,1:10) b = brush(uif); b.Color = 'g'; b.Enable = 'on';
詳細
ヒント
ヒストグラムをブラシ選択するには、まずデータ リンクをオンにしなければなりません。
バージョン履歴
R2008a で導入