griddedInterpolant
グリッド データの内挿
説明
griddedInterpolant を使用して、1 次元、2 次元、3 次元、N 次元のグリッド データ セットに対して内挿を実行します。griddedInterpolant は指定されたデータセットの内挿関数 F を返します。F をクエリ点の集合 (2 次元の (xq,yq) など) で評価して、内挿値 vq = F(xq,yq) を生成できます。
散布データを使用して内挿を実行するには、scatteredInterpolant を使用します。
作成
構文
説明
は空のグリッド データ内挿オブジェクトを作成します。F = griddedInterpolant
は、既定のグリッドを使用して内挿を作成します。この構文を使用する場合、F = griddedInterpolant(V)griddedInterpolant は、i 番目の次元で、間隔が 1、範囲が [1, size(V,i)] の点の集合としてグリッドを定義します。この構文は、点の間の絶対距離を考慮せず、メモリを節約する場合に使用します。
は内挿法 F = griddedInterpolant(___,Method)'linear'、'nearest'、'next'、'previous'、'pchip'、'cubic'、'makima' または 'spline' を指定します。前述の任意の構文で、最後の入力引数として Method を指定できます。
は内挿法と外挿法の両方を指定します。F = griddedInterpolant(___,Method,ExtrapolationMethod)griddedInterpolant は、クエリ点がサンプル点の領域外であるときに ExtrapolationMethod を使用して値を推定します。
入力引数
プロパティ
使用法
説明
griddedInterpolant を使用して、内挿 F を作成します。その後、次の構文のいずれかを使用して、特定のクエリ点で F を評価できます。
Vq = F(Xq) は行列 Xq のクエリ点を指定します。Xq の各行は、1 つのクエリ点の座標を含みます。
Vq = F(xq1,xq2,...,xqn) はクエリ点を複数の列ベクトル xq1,xq2,...,xqn として指定します。列ベクトルは長さが m で、n 次元空間に散在する m 個の点を表します。
Vq = F(Xq1,Xq2,...,Xqn) は n 次元配列 Xq1,Xq2,...,Xqn を使用してクエリ点を指定します。この配列は点のフル グリッドを定義します。
Vq = F({xgq1,xgq2,...,xgqn}) はクエリ点をグリッド ベクトルとして指定します。この構文は、クエリする点のグリッドが大きく、メモリを節約する場合に使用してください。
例
詳細
ヒント
griddedInterpolantオブジェクトFを多数のクエリ点のセットで評価する方が、interp1、interp2、interp3、またはinterpnを使用して内挿を個別に計算するより速く処理できます。以下に例を示します。% Fast to create interpolant F and evaluate multiple times F = griddedInterpolant(X1,X2,V) v1 = F(Xq1) v2 = F(Xq2) % Slower to compute interpolations separately using interp2 v1 = interp2(X1,X2,V,Xq1) v2 = interp2(X1,X2,V,Xq2)
拡張機能
バージョン履歴
R2011b で導入参考
scatteredInterpolant | interp1 | interp2 | interp3 | interpn | ndgrid | meshgrid | fillmissing | filloutliers










