最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。
ファイルの内容に基づくインポート オプションの作成
は、ファイル内のテーブルを検索し、そのインポート オプションを返します。オプション オブジェクトを変更し、それを opts
= detectImportOptions(filename
)readtable
とともに使用して、MATLAB® がテーブル データをインポートする方法を制御できます。返されるオプションのタイプは、ファイル拡張子によって決まります。たとえば、filename
がスプレッドシート ファイルの場合、関数は SpreadsheetImportOptions
オブジェクトを返します。ただし、filename
がテキスト ファイルの場合、関数は DelimitedTextImportOptions
オブジェクトまたは FixedWidthImportOptions
オブジェクトを返します。
は、1 つ以上の opts
= detectImportOptions(filename
,Name,Value
)Name,Value
ペアの引数によって指定された追加パラメーターを使用して、ファイル内のテーブルを検索します。
スプレッドシート ファイルのインポート オプションを検出し、インポートする変数を指定してから、データを読み取ります。
ファイルからインポート オプション オブジェクトを作成します。
opts = detectImportOptions('patients.xls')
opts = SpreadsheetImportOptions with properties: Sheet Properties: Sheet: '' Replacement Properties: MissingRule: 'fill' ImportErrorRule: 'fill' Variable Import Properties: Set types by name using setvartype VariableNames: {'LastName', 'Gender', 'Age' ... and 7 more} VariableTypes: {'char', 'char', 'double' ... and 7 more} SelectedVariableNames: {'LastName', 'Gender', 'Age' ... and 7 more} VariableOptions: Show all 10 VariableOptions Access VariableOptions sub-properties using setvaropts/getvaropts PreserveVariableNames: false Range Properties: DataRange: 'A2' (Start Cell) VariableNamesRange: 'A1' RowNamesRange: '' VariableUnitsRange: '' VariableDescriptionsRange: '' To display a preview of the table, use preview
オプション オブジェクトを変更してインポートする変数を指定します。
opts.SelectedVariableNames = {'Systolic','Diastolic'};
readtable
をオプション オブジェクトと共に使用して、指定した変数をインポートします。
T = readtable('patients.xls',opts);
summary(T)
Variables: Systolic: 100x1 double Values: Min 109 Median 122 Max 138 Diastolic: 100x1 double Values: Min 68 Median 81.5 Max 99
インポート オプションを作成し、複数の変数に対しデータ型を適用してから、データを読み取ります。
テキスト ファイルからインポート オプション オブジェクトを作成します。
opts = detectImportOptions('airlinesmall.csv')
opts = DelimitedTextImportOptions with properties: Format Properties: Delimiter: {','} Whitespace: '\b\t ' LineEnding: {'\n' '\r' '\r\n'} CommentStyle: {} ConsecutiveDelimitersRule: 'split' LeadingDelimitersRule: 'keep' EmptyLineRule: 'skip' Encoding: 'ISO-8859-1' Replacement Properties: MissingRule: 'fill' ImportErrorRule: 'fill' ExtraColumnsRule: 'addvars' Variable Import Properties: Set types by name using setvartype VariableNames: {'Year', 'Month', 'DayofMonth' ... and 26 more} VariableTypes: {'double', 'double', 'double' ... and 26 more} SelectedVariableNames: {'Year', 'Month', 'DayofMonth' ... and 26 more} VariableOptions: Show all 29 VariableOptions Access VariableOptions sub-properties using setvaropts/getvaropts PreserveVariableNames: false Location Properties: DataLines: [2 Inf] VariableNamesLine: 1 RowNamesColumn: 0 VariableUnitsLine: 0 VariableDescriptionsLine: 0 To display a preview of the table, use preview
変数 TaxiIn
と変数 TaxiOut
の Type
プロパティを確認します。
getvaropts(opts,{'TaxiIn','TaxiOut'})
ans = 1x2 TextVariableImportOptions array with properties: Name Type FillValue TreatAsMissing QuoteRule Prefixes Suffixes EmptyFieldRule WhitespaceRule
変数 TaxiIn
と TaxiOut
の型を double
に変更します。
opts = setvartype(opts,{'TaxiIn','TaxiOut'},'double');
インポートして確認する変数のサブセットを指定します。
opts.SelectedVariableNames = {'TaxiIn','TaxiOut'};
関数 readtable
をオプション オブジェクトと共に使用して、選択した変数をインポートします。テーブルの概要を表示します。
T = readtable('airlinesmall.csv',opts);
summary(T)
Variables: TaxiIn: 123523x1 double Values: Min 0 Median 5 Max 1451 NumMissing 37383 TaxiOut: 123523x1 double Values: Min 0 Median 13 Max 755 NumMissing 37364
インポート オプションを指定して、テキスト データを string データ型としてインポートします。
ファイルのオプション オブジェクトを作成します。
opts = detectImportOptions('outages.csv');
インポートする変数を readtable
を使って指定してから、概要を表示します。選択された変数のデータ型は char
です。
opts.SelectedVariableNames = {'Region','Cause'}; T = readtable('outages.csv',opts); summary(T)
Variables: Region: 1468x1 cell array of character vectors Cause: 1468x1 cell array of character vectors
テキスト データを string
データ型としてインポートしてから、名前と値のペア TextType
を指定してインポート オプションを作成します。
opts = detectImportOptions('outages.csv','TextType','string');
インポートする変数を readtable
を使って指定してから、概要を表示します。ここで、選択された変数のデータ型は string
です。
opts.SelectedVariableNames = {'Region','Cause'}; T = readtable('outages.csv',opts); summary(T)
Variables: Region: 1468x1 string Cause: 1468x1 string
filename
— 読み取るファイルの名前読み取るファイルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。
ファイルの場所によって、filename
は次のいずれかの形式をとります。
場所 | 形式 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
現在のフォルダー、または MATLAB パス上のフォルダー | ファイル名を 例: | ||||||||
フォルダー内のファイル | ファイルが現在のフォルダーまたは MATLAB パス上のフォルダーにない場合は、 例: 例: | ||||||||
リモートの場所 | リモートの場所に保存されたファイルの場合、
リモートの場所に基づいて、
詳細については、リモート データの操作を参照してください。 例: |
filename
にファイル拡張子が含まれる場合、detectImportOptions
は拡張子からファイル形式を判別します。それ以外の場合は、'FileType'
の名前と値のペアを指定してファイルの種類を指定しなければなりません。
関数 detectImportOptions
は、次のファイル拡張子をサポートしています。.txt
、.dat
、.csv
、.xls
、.xlsb
、.xlsm
、.xlsx
、.xltm
、.xltx
および .ods
。
メモ
ファイル拡張子 .xlsb
と .ods
は、Excel® for Windows® を備えたプラットフォームでのみサポートされます。
データ型: char
| string
オプションの Name,Value
の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name
は引数名で、Value
は対応する値です。Name
は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN
のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順序で指定できます。
'FileType','spreadsheet'
'FileType'
— ファイルの種類'spreadsheet'
| 'text'
| 'delimitedtext'
| 'fixedwidth'
ファイルの種類。'FileType'
と次の値のいずれかで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
値 | ファイルのインポート オプション |
---|---|
'spreadsheet' |
|
'text' | テキスト ファイルのレイアウトにより、 |
'delimitedtext' |
|
'fixedwidth' |
|
filename
にファイル拡張子が含まれない場合、または次の拡張子以外の場合は、名前と値のペアの引数 'FileType'
を使用します。
テキスト ファイルの場合、.txt
、.dat
または .csv
スプレッドシート ファイルの場合、.xls
、.xlsb
、.xlsm
、.xlsx
、.xltm
, .xltx
または .ods
ファイル拡張子 .xlsb
と .ods
は、Excel for Windows を備えたプラットフォームでのみサポートされます。
例: 'FileType','text'
データ型: char
| string
'TextType'
— インポートされるテキスト データの型 'char'
(既定値) | 'string'
インポートされるテキスト データの型。'TextType'
と 'char'
または 'string'
で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
'char'
— テキスト データを文字ベクトルとして MATLAB にインポートします。
'string'
— テキスト データを string 配列として MATLAB にインポートします。
例: 'TextType','char'
'DatetimeType'
— インポートされる日付と時刻のデータの型'datetime'
(既定値) | 'text'
| 'exceldatenum'
(スプレッドシート ファイルのみ)インポートされる日付と時刻のデータの型。'DatetimeType'
と、'datetime'
、'text'
、'exceldatenum'
のいずれかの値で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。値 'exceldatenum'
はスプレッドシート ファイルのみに適用され、テキスト ファイルに対しては有効ではありません。
値 | インポートされる日付と時刻のデータの型 |
---|---|
'datetime' | MATLAB の 詳細については、 |
'text' |
|
'exceldatenum' | Excel のシリアル日付値 シリアル日付値は、指定された基準日からの日数に等しい単一の数値です。Excel のシリアル日付値では MATLAB のシリアル日付値とは異なる基準日が使用されています。Excel の日付の詳細については、 |
データ型: char
| string
'ExpectedNumVariables'
— 必要な変数の数必要な変数の数。'ExpectedNumVariables'
と正の整数で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。指定しない場合、変数の数はインポート関数により自動検出されます。
データ型: single
| double
'Range'
— 読み取るデータの部分テキストまたはスプレッドシート ファイルから読み取るデータの部分。'Range'
と、次のいずれかの形式をとる文字ベクトル、string スカラー、または数値ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
Range の指定方法 | 説明 |
---|---|
開始セル
| 文字ベクトル、string スカラー、または 2 要素数値ベクトルとして、データの開始セルを指定します。
開始セルを使用して、インポート関数は、インポートを開始セルで開始し、最後の空の行またはフッター範囲で終了することで、データの範囲を自動的に検出します。 例: |
四角形の範囲
| 次の四角形の範囲フォームのいずれかを使用して、読み取る範囲を正確に指定します。
インポート関数は、指定された範囲内に含まれるデータのみを読み取ります。指定された範囲内の空のフィールドは欠損セルとしてインポートされます。 |
行範囲または列範囲
| Excel の行番号を使用して、開始行と終了行を示して範囲を指定します。 インポート関数は、指定された行範囲を使用して、最初の空でない列からデータの最後まで読み取ることにより、列の範囲を自動的に検出し、列ごとに 1 つの変数を作成します。 例: あるいは、Excel の列の文字または数字を使用して開始列と終了列を示して、範囲を指定します。 インポート関数は、指定された列範囲を使用して、最初の空でない行からデータの最後またはフッター範囲まで読み取ることにより、行の範囲を自動的に検出します。 指定された範囲の列数は 例: |
開始行番号
| 正のスカラー行インデックスを使用して、データを含む最初の行を指定します。 インポート関数は、指定された行インデックスを使用して、指定された最初の行からデータの最後またはフッター範囲まで読み取ることにより、データの範囲を自動的に検出します。 例: |
Excel の名前付き範囲
| Excel では、スプレッドシート内の範囲を表す名前を作成できます。たとえば、スプレッドシートの四角形部分を選択して 例: |
指定なしまたは空
| 指定しない場合、使用範囲はインポート関数により自動検出されます。 例: メモ: "使用範囲" とは、スプレッドシート内で実際にデータが含まれている四角形部分を指します。インポート関数は、データを含まない先頭と末尾の行と列をすべてトリミングして、使用範囲を自動的に検出します。空白のみのテキストはデータと見なされ、使用範囲内に取得されます。 |
データ型: char
| string
| double
'NumHeaderLines'
— ヘッダーの行数ファイルのヘッダーの行数。'NumHeaderLines'
と正の整数で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。指定しない場合、ファイル ヘッダーの行数はインポート関数により自動検出されます。
例: 'NumHeaderLines',7
データ型: single
| double
'ReadVariableNames'
— 最初の行を変数名として読み取るtrue
| false
最初の行を変数名として読み取るかどうかを示すインジケーター。'ReadVariableNames'
と、true
または false
で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。指定しない場合、readtable
は変数名の有無を自動的に検出します。
インジケーター | 説明 |
---|---|
| 読み取る領域の最初の行にテーブルの変数名が含まれている場合に使用します。 |
| 読み取る領域の最初の行にテーブルのデータが含まれている場合に使用します。 |
指定なし | 指定しない場合、インポート関数は true または false を自動的に検出し、それに応じて続行します。 |
データ型: logical
'PreserveVariableNames'
— 変数名を保持するかどうかのフラグfalse
(既定値) | true
変数名を保持するかどうかのフラグ。PreserveVariableNames
と、true
または false
のいずれかで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
true
— スペースや非 ASCII 文字を含む変数名など、有効な MATLAB 識別子ではない変数名を保持。
false
— 無効な変数名 (関数 isvarname
で判定) を、有効な MATLAB 識別子に変換。
R2019b 以降、変数名と行名には、スペースや非 ASCII 文字など任意の文字を含めることができます。また、英字だけでなく任意の文字で始めることができます。変数名と行名は、有効な MATLAB 識別子 (関数 isvarname
で判定) である必要はありません。これらの変数名と行名を保持するには、PreserveVariableNames
を true
に設定します。
'ReadRowNames'
— 最初の列を行名として読み取るかどうかを示すインジケーターfalse
(既定値) | true
最初の列を行名として読み取るかどうかを示すインジケーター。'ReadRowNames'
と、false
または true
で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
インジケーター | 説明 |
---|---|
| 読み取る領域の最初の列にテーブルの行名ではなくデータが含まれている場合に使用します。 |
| 読み取る領域の最初の列にテーブルの行名が含まれている場合に使用します。 |
指定なし | 指定のない場合、インポート関数は false と見なします。 |
データ型: logical
'MissingRule'
— 欠損データを管理する方法'fill'
| 'error'
| 'omitrow'
| 'omitvar'
欠損データを管理する方法。次の表のいずれかの値として指定します。
欠損ルール | 動作 |
---|---|
'fill' | 欠損データを
|
'error' | インポートを停止し、欠損しているレコードとフィールドを示すエラー メッセージを表示します。 |
'omitrow' | 欠損データを含む行を除外します。 |
'omitvar' | 欠損データを含む変数を除外します。 |
例: opts.MissingRule = 'omitrow';
uint32
データ型: char
| string
'ImportErrorRule'
— インポート エラーを処理する方法'fill'
| 'error'
| 'omitrow'
| 'omitvar'
インポート エラーを処理する方法。次の表のいずれかの値として指定します。
インポート エラー ルール | 動作 |
---|---|
'fill' | エラーが発生したデータを
|
'error' | インポートを停止し、エラーの原因となるレコードとフィールドを示すエラー メッセージを表示します。 |
'omitrow' | エラーが発生した行を除外します。 |
'omitvar' | エラーが発生した変数を除外します。 |
例: opts.ImportErrorRule = 'omitvar';
データ型: char
| string
'Sheet'
— 読み取り元のシート''
(既定値) | 文字ベクトル | string スカラー | 正のスカラー整数読み取り元のシート。空の文字配列、シート名を含む文字ベクトルまたは string スカラー、あるいはシート インデックスを示す正の整数スカラーとして指定します。インポート関数は Sheet
プロパティに指定された値に基づいて、表に説明されているように動作します。
指定 | 動作 |
---|---|
'' (既定) | 1 番目のシートからデータをインポートします。 |
名前 | スプレッドシート ファイル内のシートの順序に関係なく、一致する名前のシートからデータをインポートします。 |
整数 | スプレッドシート ファイル内のシート名に関係なく、整数で示された位置にあるシートからデータをインポートします。 |
データ型: char
| string
| single
| double
'DataRange'
— データの場所インポートするデータの場所。文字ベクトル、string スカラー、文字ベクトルの cell 配列、string 配列、正のスカラー整数、または N
行 2
列の正のスカラー整数の配列として指定します。これらの形式の 1 つを使用して DataRange
を指定します。
指定方法 | 動作 |
---|---|
開始するセルまたは開始する行 | Excel の 開始セルを使用して、インポート関数は、インポートを開始セルで開始し、最後の空の行またはフッター範囲で終了することで、データの範囲を自動的に検出します。 あるいは、正のスカラー行インデックスを使用して、データを含む最初の行を指定します。 インポート関数は、指定された行インデックスを使用して、指定された最初の行からデータの最後またはフッター範囲まで読み取ることにより、データの範囲を自動的に検出します。 例: |
四角形の範囲 | 四角形の範囲フォームを使用して読み取る範囲を正確に指定します。 インポート関数は、指定された範囲内に含まれるデータのみを読み取ります。指定された範囲内の空のフィールドは欠損セルとしてインポートされます。 列数は 例: |
行範囲または列範囲 | Excel の行番号を使用して、開始行と終了行を示して範囲を指定します。 インポート関数は、指定された行範囲を使用して、最初の空でない列からデータの最後まで読み取ることにより、列の範囲を自動的に検出し、列ごとに 1 つの変数を作成します。 例: あるいは、Excel の列の文字または数字を使用して開始列と終了列を示して、範囲を指定します。 インポート関数は、指定された列範囲を使用して、最初の空でない行からデータの最後またはフッター範囲まで読み取ることにより、行の範囲を自動的に検出します。 指定された範囲の列数は 例: |
複数の行範囲 | "複数の行範囲" を指定して、 有効な複数の行範囲の配列は、次でなければなりません。
例: |
指定なしまたは空 | データを取得しません。 例: |
データ型: char
| string
| cell
| single
| double
'RowNamesRange'
— 行名の位置''
行名の位置。文字ベクトル、string スカラー、正のスカラー整数または空の文字配列として指定します。次の表のいずれかの値として RowNamesRange
を指定します。
指定方法 | 動作 |
---|---|
| Excel の インポート関数はデータ内の各変数の名前を識別します。 例: |
四角形の範囲 | 四角形の範囲フォームを使用して読み取る範囲を正確に指定します。
例: |
行範囲 | Excel の行番号を使用して、開始行と終了行を示して範囲を指定します。 行名は 1 列でなければなりません。 例: |
数値インデックス | 正のスカラー列インデックスを使用して、行名を含む列を指定します。 例: |
指定なしまたは空 | 行名がないことを示します。 例: |
データ型: char
| single
| double
'VariableNamesRange'
— 変数名の位置''
変数名の位置。文字ベクトル、string スカラー、正のスカラー整数または空の文字配列として指定します。次の表のいずれかの値として VariableNamesRange
を指定します。
指定方法 | 動作 |
---|---|
| Excel の インポート関数は、データ内の各変数の名前を読み取ります。 例: |
四角形の範囲 | 四角形の範囲フォームを使用して読み取る範囲を正確に指定します。 列数は 例: |
行範囲 | Excel の行番号を使用して、開始行と終了行を示して範囲を指定します。 1 行でなければなりません。 例: |
数値インデックス | 正のスカラー行インデックスを使用して、変数名を含む行を指定します。 例: |
指定なしまたは空 | 変数名がないことを示します。 例: |
データ型: char
| single
| double
'VariableUnitsRange'
— 変数の単位の位置''
変数の単位の位置。文字ベクトル、string スカラー、正のスカラー整数または空の文字配列として指定します。次の表のいずれかの値として VariableUnitsRange
を指定します。
指定方法 | 動作 |
---|---|
| Excel の インポート関数は、データ内の各変数の単位を読み取ります。 例: |
四角形の範囲 | 四角形の範囲フォームを使用して読み取る範囲を正確に指定します。 列数は 例: |
行範囲 | Excel の行番号を使用して、開始行と終了行を示して範囲を指定します。 1 行でなければなりません。 例: |
数値インデックス | 正のスカラー行インデックスを使用して、データ単位を含む行を指定します。 例: |
指定なしまたは空 | 変数の単位がないことを示します。 例: |
データ型: char
| string
| single
| double
'VariableDescriptionsRange'
— 変数の説明の位置''
変数の説明の位置。文字ベクトル、string スカラー、正のスカラー整数または空の文字配列として指定します。次の表のいずれかの値として VariableDescriptionRange
を指定します。
指定方法 | 動作 |
---|---|
| Excel の インポート関数は、データ内の各変数の説明を読み取ります。 例: |
四角形の範囲 | 四角形の範囲フォームを使用して読み取る範囲を正確に指定します。 列数は 例: |
行範囲 | Excel の行番号を使用して、開始行と終了行を示して範囲を指定します。 1 行でなければなりません。 例: |
数値インデックス | 正のスカラー行インデックスを使用して、説明を含む行を指定します。 例: |
指定なしまたは空 | 変数の説明がないことを示します。 例: |
データ型: char
| string
| single
| double
'Delimiter'
— フィールドの区切り記号区切りテキスト ファイル内のフィールドの区切り記号。文字ベクトル、string スカラー、文字ベクトルの cell 配列、または string 配列として指定します。
例: 'Delimiter','|'
例: 'Delimiter',{';','*'}
データ型: char
| string
| cell
'LeadingDelimitersRule'
— 先頭の区切り記号を管理する方法'keep'
| 'ignore'
| 'error'
区切りテキスト ファイル内の先頭の区切り記号を管理する方法。次の表の値のいずれかとして指定します。
先頭の区切り記号のルール | 動作 |
---|---|
'keep' | 区切り記号を維持します。 |
'ignore' | 区切り記号を無視します。 |
'error' | エラーを返し、インポート操作を中止します。 |
'ConsecutiveDelimitersRule'
— 連続する区切り記号を処理する方法'split'
| 'join'
| 'error'
区切りテキスト ファイル内の連続する区切り記号を処理する方法。次の表の値のいずれかとして指定します。
連続する区切り記号のルール | 動作 |
---|---|
'split' | 連続する区切り記号を複数のフィールドに分割します。 |
'join' | 複数の区切り記号を結合して 1 つの区切り記号にします。 |
'error' | エラーを返し、インポート操作を中止します。 |
データ型: char
| string
'VariableWidths'
— 変数のフィールド幅固定幅のテキスト ファイルにおける変数のフィールド幅。正の整数値のベクトルとして指定します。ベクトルの正の整数はそれぞれ、フィールド内で変数を構成する文字数に対応します。VariableWidths
プロパティには、VariableNames
プロパティに指定された各変数に対応するエントリが含まれます。
'Whitespace'
— 空白として扱う文字空白として扱う文字。1 文字以上が含まれる文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。
例: 'Whitespace',' _'
例: 'Whitespace','?!.,'
'LineEnding'
— 行末の文字{'\n','\r','\r\n'}
(既定値) | 文字ベクトル | string スカラー | 文字ベクトルの cell 配列 | string 配列行末の文字。文字ベクトル、string スカラー、文字ベクトルの cell 配列、または string 配列として指定します。
例: 'LineEnding','\n'
例: 'LineEnding','\r\n'
例: 'LineEnding',{'\b',':'}
データ型: char
| string
| cell
'Encoding'
— 文字エンコード スキーム''
| 'UTF-8'
| 'system'
| 'ISO-8859-1'
| 'windows-1251'
| 'windows-1252'
| ...ファイルに関連付けられた文字エンコード スキーム。'Encoding'
と 'system'
で構成されるコンマ区切りのペア、または標準の文字エンコード スキーム名として指定します。
エンコードを指定しない場合、関数は自動文字セット検出を使用して、ファイルの読み取り時にエンコードを判断します。
例: 'Encoding','system'
はシステムの既定のエンコードを使用します。
データ型: char
| string
'CommentStyle'
— コメントのスタイルコメントのスタイル。文字ベクトル、string スカラー、文字ベクトルの cell 配列、または string 配列として指定します。
たとえば、パーセント記号に続く同じ行のテキストを無視するには、CommentStyle
を '%'
に指定します。
例: 'CommentStyle',{'/*'}
データ型: char
| string
| cell
'DurationType'
— duration データの出力データ型'duration'
(既定値) | 'text'
テキスト ファイルからの duration データの出力データ型。'DurationType'
と 'duration'
または 'text'
のいずれかで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
値 | インポートされる duration データの型 |
---|---|
'duration' | MATLAB の 詳細については、 |
'text' |
|
データ型: char
| string
'ExtraColumnsRule'
— 余分な列を処理する方法'addvars'
| 'ignore'
| 'wrap'
| 'error'
データ内の余分な列を処理する方法。次の表のいずれかの値として指定します。
余分な列のルール | 動作 |
---|---|
'addvars' | 余分な列をインポートするには、新しい変数を作成します。余分な列が メモ: 余分な列はデータ型が |
'ignore' | データの余分な列を無視します。 |
'wrap' | データの余分な列を新しいレコードにラップします。このアクションで変数の数は変わりません。 |
'error' | エラー メッセージを表示し、インポート操作を中止します。 |
データ型: char
| string
'TreatAsMissing'
— 欠損データとして解釈するテキスト欠損データとして解釈するテキスト。文字ベクトル、string スカラー、文字ベクトルの cell 配列、または string 配列として指定します。
インポート関数は、欠損インスタンスを見つけると、MissingRule
プロパティ内の指定を使用して、適切なアクションを決定します。
例: 'TreatAsMissing',{'NA','TBD'}
は、インポート関数に NA
または TBD
のすべての出現を欠損フィールドとして処理するように指示します。
データ型: char
| string
| cell
'DateLocale'
— 日付を読み取るロケール日付を読み取るロケール。'DateLocale'
と、
の形式の文字ベクトルまたは string スカラーで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。ここで、次のようになります。xx
_YY
YY
は国を表す大文字の ISO 3166-1 alpha-2 コード
xx
は言語を表す小文字 2 文字の ISO 639-1 コード
ロケールの一般的な値の一覧については、関数 datetime
の Locale
の名前と値のペア引数を参照してください。
%D
書式指定子を使用してテキストを datetime
値として読み取る場合、DateLocale
を使用して、インポート関数が月と曜日の名前および略語を解釈するためのロケールを指定します。
インポート オプション opts
に加えて引数 DateLocale
を指定した場合、インポート関数は引数 DateLocale
で指定された値を使用して、インポート オプションで定義されたロケールをオーバーライドします。
例: 'DateLocale','ja_JP'
'ThousandsSeparator'
— 3 桁ごとの区切りを示す文字数値変数内の 3 桁ごとの区切りを示す文字。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。3 桁ごとの区切り文字は視覚的な区切りとして機能し、数値を 3 桁ごとにグループ化します。インポート関数は、ThousandsSeparator
プロパティの文字を使用して、インポートされる数値を解釈します。
データ型: char
| string
'DecimalSeparator'
— 小数点の区切りを示す文字数値変数内の小数点の区切りを示す文字。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。インポート関数は、DecimalSeparator
プロパティを使用して、数値の整数部分と小数部分を区別します。
整数データ型に変換すると、小数部分をもつ数値は最も近い整数に丸められます。
データ型: char
| string
'TrimNonNumeric'
— 非数値文字の削除false
(既定値) | true
非数値文字を数値変数から削除します。logical true
または false
として指定します。
データ型: logical
'HexType'
— 16 進数データの出力データ型'auto'
(既定値) | 'text'
| 'int8'
| 'int16'
| ...16 進数データの出力データ型。'HexType'
と表にリストされているいずれかの値で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
入力ファイルは 16 進数値をテキストで表します。接頭辞として 0x
または 0X
を使用し、数字として文字 0
~ 9
、a
~ f
、および A
~ F
を使用します (大文字と小文字は同じ数値を表します。たとえば、'0xf'
と '0xF'
はどちらも 15
を表します)。
インポート関数は、16 進数の値を、'HexType'
の値で指定されたデータ型に変換します。
| 出力テーブル変数のデータ型 |
---|---|
| 自動的に検出されるデータ型 |
| 変更されない入力テキスト |
| 8 ビット整数、符号付き |
| 16 ビット整数、符号付き |
| 32 ビット整数、符号付き |
| 64 ビット整数、符号付き |
| 8 ビット整数、符号なし |
| 16 ビット整数、符号なし |
| 32 ビット整数、符号なし |
| 64 ビット整数、符号なし |
例: 'HexType','uint16'
は、16 進数値を表すテキスト ('0xFF'
) を出力テーブルの符号なし 16 ビット整数 (255
など) に変換します。
データ型: char
| string
'BinaryType'
— バイナリ データの出力データ型'auto'
(既定値) | 'text'
| 'int8'
| 'int16'
| ...バイナリ データの出力データ型。'BinaryType'
と表にリストされているいずれかの値で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
入力ファイルはバイナリ値をテキストで表します。接頭辞として 0b
または 0B
を使用し、数字として文字 0
と 1
を使用します。
インポート関数は、バイナリ値を 'BinaryType'
の値で指定されたデータ型に変換します。
| 出力テーブル変数のデータ型 |
---|---|
| 自動的に検出されるデータ型 |
| 変更されない入力テキスト |
| 8 ビット整数、符号付き |
| 16 ビット整数、符号付き |
| 32 ビット整数、符号付き |
| 64 ビット整数、符号付き |
| 8 ビット整数、符号なし |
| 16 ビット整数、符号なし |
| 32 ビット整数、符号なし |
| 64 ビット整数、符号なし |
例: 'BinaryType','uint16'
は、バイナリ値を表すテキスト ('0b11111111'
など) を出力テーブルの符号なし 16 ビット整数 (255
など) に変換します。
データ型: char
| string
opts
— ファイルのインポート オプションSpreadsheetImportOptions
| DelimitedtextImportOptions
| FixedWidthImportOptions
指定されたファイルのインポート オプション。SpreadsheetImportOptions
オブジェクトまたは DelimitedTextImportOptions
オブジェクトとして返されます。オプション オブジェクトのタイプは、指定したファイルの種類によって決まります。テキスト ファイル (.txt
、.dat
または .csv
) の場合、関数 detectImportOptions
は DelimitedTextImportOptions
オブジェクトまたは FixedWidthImportOptions
オブジェクトを返します。スプレッドシート ファイル (.xls
、.xlsb
、.xlsm
、.xlsx
、.xltm
、.xltx
または .ods
) の場合、関数 detectImportOptions
は SpreadsheetImportOptions
オブジェクトを返します。
インポート オプション オブジェクト作成後のプロパティ値の更新: detecImportOptions
で作成されたインポート オプション オブジェクトのプロパティをドット表記を使用して更新することは推奨されません。ドット表記を使用してプロパティを設定しても、ファイルのインポート オプションがすべて再検出されることにはなりません。したがって、すべてのプロパティを更新して再検出するには、名前と値のペアを使用して新しい値を指定しなければなりません。たとえば、次のようにして、ConsecutiveDelimitersRule
プロパティの値を更新してインポート オプションを再検出します。
opts = detectImportOptions(__,'ConsecutiveDelimitersRule','join')
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
Choose a web site to get translated content where available and see local events and offers. Based on your location, we recommend that you select: .
Select web siteYou can also select a web site from the following list:
Select the China site (in Chinese or English) for best site performance. Other MathWorks country sites are not optimized for visits from your location.