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montage
複数のイメージ フレームを四角形モンタージュとして表示
構文
説明
montage(
は、cell 配列 imagelist
)imagelist
で指定されたイメージのモンタージュを表示します。イメージは、タイプとサイズが異なる場合があります。
montage(___,
は、すべてのグレースケール イメージとバイナリ イメージ (前述のいずれかの構文を使用して指定) をインデックス付きイメージとして扱い、指定されたカラーマップ map
)map
を使用してそれらのイメージを表示します。ファイル名またはイメージ データストアを使用してイメージを指定する場合、map
はイメージ ファイルに存在する任意の内部カラーマップをオーバーライドします。montage
は RGB イメージのカラーマップを変更しません。
montage(___,
は、名前と値のペアの引数を使用してイメージ モンタージュの表示をカスタマイズします。Name,Value
)
は、表示されたすべてのフレームを含む単一のイメージ オブジェクトのハンドルを返します。img
= montage(___)
例
マルチフレーム イメージからのモンタージュの作成
一連のグレースケール イメージから m x n x 4 のマルチフレーム イメージを作成します。イメージはすべて同じサイズでなければなりません。
img1 = imread('AT3_1m4_01.tif'); img2 = imread('AT3_1m4_02.tif'); img3 = imread('AT3_1m4_03.tif'); img4 = imread('AT3_1m4_04.tif'); multi = cat(3,img1,img2,img3,img4);
マルチフレーム イメージ内のイメージのモンタージュを表示します。
montage(multi);
異なるタイプとサイズのイメージを含むモンタージュの作成
タイプとサイズが異なる複数のイメージをワークスペースに読み取ります。
imRGB = imread('peppers.png'); imGray = imread('coins.png');
すべてのイメージを含むモンタージュを表示します。
figure
montage({imRGB, imGray, 'cameraman.tif'})
ファイルのイメージからのモンタージュの作成
ファイルの一連のイメージからモンタージュを作成します。モンタージュを 2 行 5 列の四角形にします。次に、2 番目のモンタージュを作成します。ここでは名前と値の引数 'DisplayRange'
を使用してイメージ内の構造を強調表示します。
イメージの矩形モンタージュとしての表示
一連のファイル名を含む string 配列を作成します。
fileFolder = fullfile(matlabroot,'toolbox','images','imdata'); dirOutput = dir(fullfile(fileFolder,'AT3_1m4_*.tif')); fileNames = string({dirOutput.name});
イメージをモンタージュとして表示します。モンタージュの形状を 2 行 5 列の四角形に指定します。
montage(fileNames,'Size',[2 5]);
モンタージュでのイメージのコントラストの調整
別の Figure に、同じ 2 行 5 列のモンタージュを作成します。さらに、表示範囲を指定し、モンタージュのイメージのコントラストを調整します。
figure montage(fileNames,'Size',[2 5],'DisplayRange',[75 200]);
モンタージュ内のイメージ数のカスタマイズ
既定の設定のモンタージュを使用して MRI データ セットのすべてのイメージを表示します。このセットには 27 個のイメージがあります。
load mri
montage(D, map)
最初の 9 個のイメージのみを含む新しいモンタージュを作成します。
figure
montage(D, map, 'Indices', 1:9);
イメージ データストアからのモンタージュの作成
Image Processing Toolbox™ サンプル イメージ フォルダーから一連の 10 個のイメージを含む ImageDatastore
オブジェクトを作成します。
fileFolder = fullfile(matlabroot,'toolbox','images','imdata'); imds = imageDatastore(fullfile(fileFolder,'AT3*'));
データストアの内容をモンタージュとして表示します。
montage(imds)
入力引数
I
— マルチフレーム イメージ配列
数値配列
マルチフレーム イメージ配列。次のいずれかに指定します。
k 個のバイナリ イメージまたはグレースケール イメージのシーケンスを表す m x n x k の数値配列
k 個のバイナリ イメージまたはグレースケール イメージのシーケンスを表す m x n x 1 x k の数値配列
k 個のトゥルーカラー イメージのシーケンスを表す m x n x 3 x k の数値配列
データ型: single
| double
| int16
| uint8
| uint16
| logical
imagelist
— 一連のイメージ
数値行列の cell 配列
一連のイメージ。サイズが m 行 n 列または m x n x 3 の数値行列の cell 配列として指定します。
データ型: single
| double
| int16
| uint8
| uint16
| logical
| cell
filenames
— イメージを含むファイルの名前
文字ベクトルの cell 配列 | string のベクトル
イメージを含むファイルの名前。文字ベクトルの cell 配列または string のベクトルとして指定します。ファイルが現在のフォルダーまたは MATLAB® パス上のフォルダーにない場合は、絶対パス名を指定します。詳細については、imread
を参照してください。
データ型: char
| string
| cell
imds
— イメージ データストア
ImageDatastore
オブジェクト
イメージ データストア。ImageDatastore
オブジェクトとして指定します。
map
— カラーマップ
c 行 3 列の数値行列
カラーマップ。範囲 [0, 1] の値をもつ c 行 3 列の数値行列として指定します。各行は、カラーマップの単一色を構成する赤、緑、青の成分を指定する 3 要素の RGB 3 成分です。
データ型: double
名前と値の引数
例: 'Indices',1:9
は、最初の 9 フレームのモンタージュを作成します。
オプションの引数 Name,Value
のコンマ区切りペアを指定します。Name
は引数名で、Value
は対応する値です。Name
は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN
のように、複数の名前と値のペアの引数を、任意の順番で指定できます。
BackgroundColor
— 背景色
'black'
(既定値) | RGB 3 成分 | 色の名前 | 色の省略名
背景色。RGB 3 成分、色の名前、または色の省略名として指定します。関数 montage
は、BorderSize
で指定された空間も含め、すべての空白を背景色で塗りつぶします。背景色を指定する場合、関数 montage
は出力を RGB イメージとしてレンダリングします。
RGB 3 成分を使用すると、任意の色を指定できます。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青の成分の強度を指定する 3 つの要素から成る行ベクトルです。強度は [0,1] の範囲でなければなりません。
いくつかの一般的な色については、色の名前を string スカラーまたは文字ベクトルとして指定できます。次の表に、名前付きの色のオプション、およびそれと等価な RGB 3 成分を示します。
色の名前 | 省略名 | RGB 3 成分 | 外観 |
---|---|---|---|
'red' | 'r' | [1 0 0] | |
'green' | 'g' | [0 1 0] | |
'blue' | 'b' | [0 0 1] | |
'cyan' | 'c' | [0 1 1] | |
'magenta' | 'm' | [1 0 1] | |
'yellow' | 'y' | [1 1 0] | |
'black' | 'k' | [0 0 0] | |
'white' | 'w' | [1 1 1] | |
以下に、MATLAB がさまざまなタイプのプロットで使用する既定の色の RGB 3 成分を示します。
RGB 3 成分 | 外観 |
---|---|
[0 0.4470 0.7410] | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | |
例: 'BackgroundColor','r'
例: 'BackgroundColor','green'
例: 'BackgroundColor',[0 0.4470 0.7410]
BorderSize
— 各サムネイル イメージの周りのパディング
[0 0]
(既定値) | 非負の整数 | 非負の整数の 1 行 2 列のベクトル
各サムネイル イメージの周りのパディング (ピクセル単位)。非負の整数、または非負の整数から成る 1 行 2 列のベクトルとして指定します。関数 montage
はイメージの境界を背景色 BackgroundColor
でパディングします。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
DisplayRange
— 表示範囲
1 行 2 列のベクトル
配列 I
のグレースケール イメージの表示範囲。[low high]
形式の 1 行 2 列のベクトルとして指定します。low 以下のすべてのピクセル値は、黒で表示されます。high 以上のすべてのピクセル値は、白で表示されます。空の行列 ([]
) を指定すると、montage
は、イメージの最小ピクセル値と最大ピクセル値を使用します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
Indices
— 表示するフレーム
正の整数の配列
モンタージュに表示するフレーム。正の整数の配列として指定します。関数 montage
は、この値を、配列 I
へのインデックス、または cell 配列 filenames
や imagelist
へのインデックスとして解釈します。
既定では、関数 montage
はすべてのフレームまたはイメージ ファイルを表示します。
例: 'Indices',1:4
は、I
内の最初の 4 フレームのモンタージュを作成します。
例: 'Indices',1:2:20
はフレームを 1 つおきに表示します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
Interpolation
— 内挿手法
'nearest'
(既定値) | 'bilinear'
イメージのスケーリング時に使用する内挿手法。'Interpolation'
と次のいずれかの値から構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。
値 | 説明 |
---|---|
'nearest' | 最近傍内挿 (既定の設定) |
'bilinear' | 双一次内挿 |
Parent
— image オブジェクトの親
axes オブジェクト
montage
によって作成される image オブジェクトの親。axes オブジェクトとして指定します。関数 montage
はイメージのサイズを変更して、親の座標軸で利用できる範囲に当てはめます。
Size
— イメージの行数と列数
2 要素ベクトル
イメージの行数と列数。[nrows ncols]
形式の 2 要素ベクトルとして指定します。
特定の次元に NaN
または Inf
を指定した場合、関数 montage
は、すべてのイメージがモンタージュに表示されるように次元の値を計算します。たとえば、'Size'
が [2 NaN]
の場合、モンタージュの行数は 2 行になり、列数はすべてのイメージが表示される最小の列数になります。指定されたイメージ (フレーム) の数と 'Size'
の間に不一致がある場合、関数 montage
は、'Size'
に基づいてタイル配置されたイメージを作成します。
データ型: single
| double
ThumbnailSize
— 各サムネイルのサイズ
正の整数の 2 要素ベクトル | []
各サムネイルのサイズ (ピクセル単位)。正の整数の 2 要素ベクトルとして指定します。各イメージの縦横比は維持され、空白は背景色 BackgroundColor
で塗りつぶされます。
空の配列 ([]
) を指定した場合、サムネイルのサイズは 1 番目のイメージのフル サイズとなります。いずれかの要素を NaN
または Inf
として指定すると、関数 montage
は、対応する値を自動的に計算して、1 番目のイメージの縦横比を維持します。
データ型: single
| double
ヒント
インデックス付きイメージを指定した場合、
montage
は、ファイルにあるカラーマップを使用して RGB に変換します。イメージの間でデータ型の不一致がある場合、関数
montage
は、関数im2double
を使用してすべてのイメージをデータ型double
に変換します。montage
は、横方向および縦方向に表示するイメージの数を計算するときに、表示されるモンタージュがほぼ正方形になるようにイメージの縦横比を考慮に入れます。
バージョン履歴
MATLAB コマンド
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