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iopzplot

追加のプロット カスタマイズ オプションを使用して I/O 組に対する極-零点配置図をプロットする

説明

iopzplot では、iopzmap よりも広範囲のプロット カスタマイズ オプションを使用して、入力/出力の組み合わせに対する極-零点配置図をプロットできます。iopzplot を使用してプロット ハンドルを取得し、それを使用して軸座標のラベル、軸座標の範囲、軸座標の単位の変更など、プロットをカスタマイズできます。iopzplot を使用して、座標軸ハンドルで表される既存の座標軸のセット上に極-零点プロットを描画することもできます。プロット ハンドルを使用して既存のプロットをカスタマイズするには、次のようにします。

  1. プロット ハンドルを取得

  2. getoptions を使用してオプション セットを取得

  3. setoptions を使用してプロットを更新し、必要なオプションを変更

詳細については、コマンド ラインからの応答プロットのカスタマイズ (Control System Toolbox)を参照してください。既定のオプションを使用して極-零点配置図を作成するか、極-零点データを抽出するには、iopzmap を使用します。

h = iopzplot(sys) は、動的システム モデル sys の各入力/出力の組み合わせに対する極と零点をプロットし、プロットのプロット ハンドル h を返します。xo は極と零点をそれぞれ示します。

h = iopzplot(sys1,sys2,...,sysN) は、1 つのプロットに複数のモデルの極と伝達零点を表示します。モデルごとに別々の色を指定できます。

h = iopzplot(sys1,LineSpec1,...,sysN,LineSpecN) は各システムのプロットに対するライン スタイル、マーカー タイプ、および色を設定します。この構文を使用するには、すべてのシステムで入力数と出力数が同じでなければなりません。

h = iopzplot(ax,...) は、現在の軸 gca ではなく、ax で指定される座標軸にプロットします。

h = iopzplot(...,plotoptions) は、plotoptions で指定されたオプションをもつ極と伝達零点をプロットします。プロットのプロパティを変更する方法の詳細については、プロットをカスタマイズする方法 (Control System Toolbox)を参照してください。

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2 つの入力、2 つの出力の動的システムの極/零点配置図を作成します。

sys = rss(3,2,2);
h = iopzplot(sys);

Figure contains 4 axes objects. Axes object 1 with title From: In(1) contains 2 objects of type line. This object represents sys. Axes object 2 contains 2 objects of type line. This object represents sys. Axes object 3 with title From: In(2) contains 2 objects of type line. This object represents sys. Axes object 4 contains 2 objects of type line. This object represents sys.

既定では、このプロットにより独自の軸上に各I/O ペアの極と零点が表示されます。プロット ハンドルを使用して、単一の軸上のすべての I/O を表示します。

setoptions(h,'IOGrouping','all')

Figure contains an axes object. The axes object contains 8 objects of type line. These objects represent sys.

入出力データから推定された、6 次の状態空間モデルの極と零点を表示します。プロット ハンドルを使用して、同定されたモデルの極と零点の位置の信頼区間を表示します。

load iddata1
sys = ssest(z1,6,ssestOptions('focus','simulation'));
h = iopzplot(sys);
showConfidence(h)

Figure contains an axes object. The axes object with title From: u1 To: y1 contains 4 objects of type line. This object represents sys.

場所が 1-σ 信頼領域内で複素数零点の場所とオーバーラップする複素共役極が少なくとも 1 組あります。ここから冗長が示唆されます。このため、与えられたデータでは低い次元 (4 次) のモデルの方がロバスト性が高い可能性があります。

sys2 = ssest(z1,4,ssestOptions('focus','simulation'));
h = iopzplot(sys,sys2);
showConfidence(h)
legend('6th-order','4th-order')
axis([-20, 10 -30 30])

Figure contains an axes object. The axes object with title From: u1 To: y1 contains 8 objects of type line. These objects represent 6th-order, 4th-order.

4 次モデル sys2 では、極-零点配置の変動性が小さくなります。

入力引数

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動的システム。SISO または MIMO 動的システム モデル、あるいは SISO または MIMO 動的システム モデルの配列として指定します。使用できる動的システムには、tf (Control System Toolbox)zpk (Control System Toolbox)ss (Control System Toolbox) モデルなどの連続時間または離散時間の数値 LTI モデルが含まれます。

sys が一般化状態空間モデル genss または不確かさをもつ状態空間モデル uss である場合、pzplot は、sys の現在の値またはノミナル値の極と伝達を返します。sys がモデルの配列である場合、pzplot は、配列の各モデルの極と零点を、同一の図上にプロットします。

ライン スタイル、マーカー、色。記号を含む文字ベクトルまたは string として指定します。記号が表示される順序は任意です。3 つの特性 (ライン スタイル、マーカーおよび色) をすべて指定する必要はありません。たとえば、ライン スタイルを省略してマーカーを指定した場合、プロットはラインなしでマーカーのみを表示します。

例: '--or' は円形マーカー付きの赤い破線

ライン スタイル説明
-実線
--破線
:点線
-.一点鎖線
マーカー説明
'o'
'+'プラス記号
'*'アスタリスク
'.'
'x'x 印
'_'水平線
'|'垂直線
's'正方形
'd'菱形
'^'上向き三角形
'v'下向き三角形
'>'右向き三角形
'<'左向き三角形
'p'星形五角形
'h'星形六角形
説明

y

黄色

m

マゼンタ

c

シアン

r

g

b

w

k

座標軸ハンドル。axes オブジェクトとして指定します。axes オブジェクトを指定しない場合、pzplot は現在の座標軸 gca を使用してシステムの極と零点をプロットします。

極-零点プロット オプション。オプション オブジェクトとして指定します。使用できるプロット オプションの一覧は、pzoptions を参照してください。

出力引数

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極-零点プロット オプション ハンドル。スカラーとして返されます。h を使用して極-零点プロットのプロパティをクエリし変更します。getoptionssetoptions コマンドを使ってプロットをカスタマイズするためにこのハンドルを使用することができます。

ヒント

  • sgrid または zgrid を用いて、減衰比および固有振動数が一定のラインを s- 平面または z 平面にプロットすることができます。

バージョン履歴

R2012a で導入