absorbDelay
むだ時間を z = 0 または移相シフトでの極に置き換える
説明
absorbDelay
は、むだ時間を除去し、それらを追加のシステム ダイナミクスまたは周波数応答データにモデル化するために使用します。
離散時間モデル (周波数応答データ モデルを除く) の場合、関数は k サンプリング周期の遅延を z = 0 での k 極に置き換えます。連続時間モデル (周波数応答データ モデルを除く) の場合、むだ時間は有限個の極と零点による正確な表現をもちません。そのため、
pade
(Control System Toolbox) を使用してむだ時間の有理数近似を計算します。連続時間と離散時間の両方の周波数応答データ モデルの場合、
absorbDelay
はすべてのむだ時間を位相シフトとして周波数応答データ内に吸収します。
は、動的システム モデル sysnd
= absorbDelay(sysd
)sysd
のすべてのむだ時間をシステムのダイナミクスまたは周波数応答データに吸収します。システム ダイナミクス内へのむだ時間の吸収 (Control System Toolbox)
例
入力引数
出力引数
バージョン履歴
R2012a で導入参考
hasdelay
| pade
(Control System Toolbox) | totaldelay