comm.IntegrateAndDumpFilter
周期リセットを伴う離散時間信号の積分
説明
comm.IntegrateAndDumpFilterSystem object™ は、既定のスケジュールに従って合計をゼロにリセットしながら、離散時間入力信号の累積和を作成します。このオブジェクトは、シミュレーションの開始時に、Offset プロパティに指定された数のサンプルを破棄します。この初期期間の後に、オブジェクトは入力信号の列に従って累積和を計算し、積分周期プロパティに設定された N 個の入力サンプルごとにゼロにリセットします。リセットが行われるのは、そのタイム ステップでオブジェクトが出力を生成した後です。
周期リセットを伴う離散時間信号は次により積分します。
comm.IntegrateAndDumpFilterオブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
作成
構文
説明
は、積分とダンプ フィルター System object intdump = comm.IntegrateAndDumpFilterintdump を作成します。このオブジェクトは、積分周期内の多数のサンプルを積分して、その周期の最後にリセットします。
は intdump = comm.IntegrateAndDumpFilter(period,Name=Value)IntegrationPeriod プロパティを period に設定します。
は、前の構文のいずれかの入力引数の組み合わせに加えて、オプションの名前と値の引数を 1 つ以上使用してプロパティを設定します。たとえば、intdump = comm.IntegrateAndDumpFilter(___,Name=Value)comm.IntegrateAndDumpFilter(IntegrationPeriod=4) は積分周期を 4 に設定します。
プロパティ
オブジェクト関数
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。
release(obj)
例
詳細
拡張機能
バージョン履歴
R2012a で導入
