オンライン評価

オンライン授業を行う場合、学生の MATLAB スキルと学習目標の習得度を評価する方法が必要になります。MATLAB Grader を使用すると、あらゆる学習環境で評価をスケーリングし、MATLAB コーディングの課題を自動的に採点することができます。MATLAB Grader は、自動フィードバックを用いた形成的評価と、小テストや試験などの総括的評価の両方に使用することができます。

バージニア工科大学では、MATLAB Grader を使用して学生の学習を強化しています。

「MATLAB Grader は有益な教育ツールであり、プログラミング入門コースの学習目的に合った自動採点の問題を作成し、カスタマイズすることが可能になりました。それ以上に重要なのは、学生が自分のペースで学習し、すぐにフィードバックを受け取れるようになったことです。」

Lina Battestilli, Ph.D., North Carolina State University

MATLAB Grader を希望する学習環境に統合

MATLAB Grader は、Open edX、Blackboard Learn、D2L Brightspace、Instructcture Canvas、Moodle、Sakai などの学習プラットフォーム、または業界標準に準拠した他の学習管理システム (LMS) に統合することができます。MATLAB Grader で提供される自動評価による成績は、成績表に直接反映され、コース管理のために毎日使用しているツールで進捗状況を追跡し、レポートを作成することができます。教員や LMS 管理者が、学生に関するデータの収集に懸念を抱いている場合、または GDPR (一般データ保護規則) 要件を満たすソリューションを必要としている場合は、MathWorks とどのようなデータを共有するか、または共有しないかを管理することができます。

LMS にアクセスできない場合でも、ホストされるバージョンの MATLAB Grader のすべての評価機能をお使いいただけます。現在保守期間内の MATLAB ライセンスをお持ちの場合、ログインして MATLAB Grader をすぐにお使いいただけます。学生がログインして課題を完了させるには、MathWorks アカウントが必要です。

MATLAB 入門 zyBook

MATLAB の自習用システムが統合された MATLAB 入門 zyBook を使用すると、演習問題を課題として割り当てることができます。 この Web ベースの書籍では、対話式の質問、アニメーション、MATLAB Grader を使用した MATLAB の自動評価を通して、MATLAB の基礎を総合的に学ぶことができます。

評価内容

ご自身のコースにオンライン評価を追加するのは簡単です。MATLAB の自動評価がカリキュラムにどれくらい役立つかを確認するために、MathWorks が提供する例題をお試しいただけます。または、MATLAB Grader 問題集の評価項目をそのまま使用して、学生向けに受講前の簡単な必修問題を作成し、授業の前に MATLAB のスキルを強化することもできます。

例題は、評価の設計方法、間違えやすい事項をテストする方法、学生が自分の解き方を反復して改善するのに役立つ十分なフィードバックの書き方などについてのベストプラクティスとなっています。

アカデミック インテグリティ

多くの教員は試験の信頼性に懸念を抱いており、学校の技術サポートスタッフが構成したソフトウェア ソリューションを使用して、セキュリティで保護された仮想試験環境の確保、コードの類似性の測定、授業中の盗作や不正行為の検出などを行っています。MathWorks の製品やサービスは、これらのソリューションと連携することができます。MATLAB Online、MATLAB Grader、およびその他のクラウドアプリケーションをオンライン試験監督と組み合わせて使用する方法や、これらを使用して解答レポートを作成する方法については、遠隔教育コミュニティをご参照ください。

プロジェクトベース ラーニングとグループ課題の評価

多くのコースで、プロジェクトベースの課題が出されます。1 人または複数の学生が作成した MATLAB プロジェクト、Simulink プロジェクト、ライブスクリプト、または MATLAB アプリを教員は手作業で評価する必要があります。MATLAB Drive を使用すると、学生のチームがプロジェクトを開始する際に役立つスターターファイル、データセット、画像、関数を LMS を介して提供できます。学生は、LMS を介して完了したプロジェクトのリンクを提出します。これにより、教員は、使い慣れた評価基準、フィードバック、および評価ツールを使用して、プロジェクトチームの各メンバーを評価することができます。