MATLAB および Simulink トレーニング

コースの詳細

このコースでは、モデルベースデザインを設計プロセスに適用するための様々な機能について学びます。 特に大規模なプロジェクト環境において、モデルアーキテクチャ設計、モデル分割により必要になるファイル管理とリビジョン管理、ガイドラインチェックやレポート生成を含む、複数人でSimulink モデルを共有および管理するための機能について取り上げます。

  • Simulink モデルやサブシステムのインターフェイス制御
  • Simulink モデルと要求仕様の関連付け
  • Simulink サブシステム、ライブラリ、モデル参照によるモデル分割
  • プロジェクト内で一貫したモデルの管理
  • モデルデータの保存場所、参照範囲、コード生成時の動作の制御
  • モデリング標準の作成および適用
  • Simulink モデルのドキュメント化および共有化

1日目


モデルベースデザイン

学習目標: 設計プロセスにおいて Simulink がどのように応用されているかを紹介します。 また、そのプロセスにおいて本テキストがカバーしている範囲についても紹介します。

要件仕様の関連付けとインターフェイス制御

学習目標: Simulink モデルでシステム要求仕様との関連付けを行い、データフローを示し、さらにシステムインターフェースを定義する方法について学習します。 主に、MATLAB、Simulink、Simulink Requirements(要件仕様のリンクに使用)を使用します。

  • コンポーネント スタブ
  • 要件仕様の関連付け
  • コンポーネント インターフェイス
  • バス オブジェクト

モデルアーキテクチャ

学習目標: Simulink モデルを個々のコンポーネントとして管理するための各機能の利点、欠点について学習します。 主に、MATLAB、Simulink、Simulink Coder(保護されたモデルの作成に使用)を使用します。

  • システム コンポーネントについての考慮事項
  • バーチャル サブシステム
  • Atomic Subsystem
  • サブシステム参照
  • モデル参照
  • ライブラリ
  • コンポーネント バリアント

プロジェクト管理

学習目標: 効率的に Simulink プロジェクト(モデルの内容、データ、ドキュメント, etc)を編成する方法や、コンフィギュレーション管理タスクについて学習します。 主に、MATLAB、Simulinkを使用します。

  • プロジェクトのセットアップ
  • ファイルのショートカットとラベル
  • ファイルの依存関係と影響
  • 参照プロジェクト
  • ソース管理の統合
  • ファイルの相違

2日目


データ管理

学習目標: Simulink モデルのデータの依存関係について調査し、Simulink モデルのデータ管理のベストプラクティスについて学びます。 主に、MATLAB、Simulink を使用します。

  • ワークスペースの優先順位
  • パラメーター管理
  • データの保存と読み込み
  • データ ディクショナリ

モデルのスケーラビリティ

学習目標: データオブジェクトを理解し、データ ディクショナリでデータを分割し、参照プロジェクトとコンフィギュレーションセットを作成して、大規模なプロジェクトを編成する方法について学習します。 主に、MATLAB、Simulink、Simulink Requirements ™ を使用します。

  • データ オブジェクト
  • 参照データ ディクショナリ
  • 参照用コンフィギュレーション セット
  • データの分割
  • 参照プロジェクト

モデルのパフォーマンス

学習目標: シミュレーションパフォーマンスを改善する方法、アクセラレータモードを使用する方法、およびそれらのトレードオフを理解する方法について学習します。 主に、MATLAB、Simulink を使用します。

  • Simulink® プロファイラー
  • シミュレーション モード
  • パフォーマンスの比較
  • 高速リスタート
  • パフォーマンス アドバイザー

モデリング標準

学習目標: モデリング標準を適用して、一般的なモデリングエラーのチェックおよび、モデルパフォーマンスの最適化を行う方法について学びます。 主に、MATLAB、Simulink、Simulink Check を使用します。

  • モデリング標準
  • モデル アドバイザー
  • 結果のレポート
  • その他の Simulink アドバイザー
  • テンプレート

レポート

学習目標: Simulinkモデルからレポートとドキュメンテーションを自動的に作成する方法を学びます。 主に、MATLAB、Simulink、Simulink Report Generator を使用します。

  • Web 表示
  • 標準レポート
  • カスタム レポート

レベル: 中級

必要条件:

  • MATLAB 基礎
  • Simulink 基礎
  • なお、このコースはSimulinkの基本操作をすでにご存じで、日常的に使用されている方を対象としております

期間: 2 日間

言語: Deutsch, English, 中文, 日本語, 한국어

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