多次元配列に対して、複数の異なる作用次元および次元のベクトルに沿って幾何平均を求めます。
3 x 5 x 2 の配列 X を作成します。
X =
X(:,:,1) =
1 4 7 10 13
2 5 8 11 14
3 6 9 12 15
X(:,:,2) =
16 19 22 25 28
17 20 23 26 29
18 21 24 27 30
既定の次元に沿って X の幾何平均を求めます。
gmean1 =
gmean1(:,:,1) =
1.8171 4.9324 7.9581 10.9696 13.9761
gmean1(:,:,2) =
16.9804 19.9833 22.9855 25.9872 28.9885
既定では、geomean は、サイズが 1 ではない X の最初の次元に沿って作用します。このケースでは、この次元は X の 1 番目の次元です。したがって、gmean1 は 1 x 5 x 2 の配列です。
2 番目の次元に沿って X の幾何平均を求めます。
gmean2 =
gmean2(:,:,1) =
5.1549
6.5784
7.8155
gmean2(:,:,2) =
21.5814
22.6004
23.6177
gmean2 は 3 x 1 x 2 の配列です。
3 番目の次元に沿って X の幾何平均を求めます。
gmean3 = 3×5
4.0000 8.7178 12.4097 15.8114 19.0788
5.8310 10.0000 13.5647 16.9115 20.1494
7.3485 11.2250 14.6969 18.0000 21.2132
gmean3 は 3 行 5 列の配列です。
入力引数 vecdim を使用して 1 番目の次元と 2 番目の次元を指定することにより、X の各ページの幾何平均を求めます。
mpage =
mpage(:,:,1) =
6.4234
mpage(:,:,2) =
22.5845
たとえば、mpage(1,1,2) は X(:,:,2) 内の要素の幾何平均です。
2 番目の次元と 3 番目の次元を指定して、X(i,:,:) の各スライスの要素の幾何平均を求めます。
mrow = 3×1
10.5475
12.1932
13.5862
たとえば、mrow(3) は X(3,:,:) 内の要素の幾何平均であり、geomean(X(3,:,:),'all') を指定することと同じです。