harmmean
調和平均
構文
説明
m = harmmean(X) は、標本の調和平均を計算します。ベクトルの場合、harmmean(X) は X の要素の調和平均です。行列では、harmmean(X) は各列の調和平均値を含んでいる行ベクトルになります。N 次元配列の場合、harmmean は X の大きさが 1 でない最初の次元に対して作用します。
m = harmmean(X,'all') は、X のすべての要素の調和平均を返します。
m = harmmean(X,dim) は、X の作用次元 dim に沿った調和平均を取ります。
m = harmmean(X,vecdim) は、ベクトル vecdim で指定された次元における調和平均を返します。vecdim の各要素は、入力配列 X の次元を表します。出力 m の指定された作用次元における長さは 1 です。他の次元の長さは、X と m で同じになります。たとえば、X が 2 x 3 x 4 の配列である場合、harmmean(X,[1 2]) は 1 x 1 x 4 の配列を返します。出力配列の各要素は、X の対応するページにおける要素の調和平均です。
は、前の構文におけるいずれかの入力引数の組み合わせを使用して、m = harmmean(___,nanflag)NaN 値を計算から除外するかどうかを指定します。既定では、harmmean は NaN 値を計算に含めます (nanflag の値は 'includenan')。NaN 値を除外するには、nanflag の値を 'omitnan' に設定します。
例
詳細
ヒント
0が含まれている配列の調和平均をharmmeanで計算した場合、返される値は0です。