median
配列の中央値
構文
説明
M = median( は A)A の中央値を返します。
Aがベクトルの場合、median(A)はAの中央値を返します。Aが空でない行列である場合、median(A)はAの列をベクトルとして扱い、中央値の行ベクトルを返します。Aが空の 0 行 0 列の場合、median(A)はNaNを返します。Aが多次元配列の場合、median(A)は、サイズが 1 ではない最初の配列次元に沿った値をベクトルとして扱います。この次元におけるMのサイズは1になりますが、他のすべての次元のサイズはAと同じままです。Aが table または timetable の場合、median(A)は、各変数の中央値を含む 1 行の table を返します。 (R2023a 以降)
median は A のクラスでネイティブに値を返し、class(M) = class(A) となります。
M = median(___, は、前述のすべての構文で missingflag)A の欠損値を含めるか省略するかを指定します。たとえば、median(A,"omitmissing") は中央値の計算時にすべての欠損値を無視します。既定では、median は欠損値を含めます。
例
入力引数
アルゴリズム
順序 categorical 配列の場合、MATLAB® は要素数が偶数であるときの中央値を次のように解釈します。
| 中央の 2 つの値の間にあるカテゴリの数 | 中央値 |
|---|---|
| ゼロ (値が連続するカテゴリに属している場合) | 2 つの中央の値の大きいほう |
| 奇数 | 2 つの中央の値の中間に位置するカテゴリの値 |
| 偶数 | 2 つの中央の値の中間に位置するカテゴリのうち、より大きいほうのカテゴリに属する値 |
参照
[1] “Weighted median.” In Wikipedia, May 21 2023. https://en.wikipedia.org/wiki/Weighted_median.


