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ff2n

2 水準完全実施要因計画

説明

dFF2 = ff2n(n) は、n 個の 2 水準因子の完全実施要因計画の処理を含む 2nn 列の数値行列 dFF2 を返します。dFF2 の各行は、単一の処理 (因子水準の組み合わせ) に対応しています。dFF2 の各列には、1 つの因子の処理の値が含まれます。2 水準の 0 および 1 の値が含まれます。

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3 つの 2 水準因子の完全実施要因計画を作成します。

dFF2 = ff2n(3)
dFF2 = 8×3

     0     0     0
     0     0     1
     0     1     0
     0     1     1
     1     0     0
     1     0     1
     1     1     0
     1     1     1

dFF2 の各行は、完全実施要因計画の単一の処理 (因子水準の組み合わせ) に対応しています。

入力引数

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完全実施要因計画における 2 水準因子の数。非負の整数として指定します。

例: 3

データ型: single | double

代替機能

ff2n を使用する代わりに、fullFactorialDOE 関数を使用して fullFactorialDOE オブジェクトを作成できます。fullFactorialDOE 関数には次の利点があります。

  • fullFactorialDOE 関数では、因子の名前、因子の数、カテゴリカルにする因子、各因子の水準の数と値、および実験モデルを指定できます。

  • fullFactorialDOE 関数は、設計点を返すだけでなく、fullFactorialDOE オブジェクトのプロパティに仕様を格納します。

  • fullFactorialDOE オブジェクトの作成後、fitlm 関数を使用して設計点に線形モデルを当てはめることができます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入