CompactTreeBagger
バギンされた決定木のコンパクトなアンサンブル
説明
CompactTreeBagger
はコンパクトなバージョンの TreeBagger
アンサンブルです。コンパクトなアンサンブルには、関数 TreeBagger
で決定木をどのようにして成長させるかに関する情報、木の成長に使用される入力データ、学習パラメーター (最小の葉のサイズ、各決定分岐用に無作為にサンプリングされる変数の数など) は含まれません。CompactTreeBagger
は、応答ラベルやクラス ラベルの予測などのタスクに使用します。
作成
CompactTreeBagger
アンサンブル オブジェクトは、compact
を使用して完全な学習済み TreeBagger
アンサンブルから作成します。
プロパティ
オブジェクト関数
combine | 2 つのアンサンブルの組み合わせ |
error | 誤差 (誤分類の確率または MSE) |
margin | 分類マージン |
mdsprox | 近接行列の多次元尺度構成法 |
meanMargin | 平均分類マージン |
outlierMeasure | 決定木のアンサンブルにおけるデータの外れ値の尺度 |
partialDependence | 部分依存の計算 |
plotPartialDependence | 部分依存プロット (PDP) および個別条件付き期待値 (ICE) プロットの作成 |
predict | バギングされた決定木のアンサンブルの使用による応答の予測 |
proximity | 決定木のアンサンブルにおけるデータの近接行列 |
setDefaultYfit | predict の既定値の設定 |
例
ヒント
CompactTreeBagger
モデルCMdl
のTrees
プロパティには、CMdl.NumTrees
個のCompactClassificationTree
オブジェクトまたはCompactRegressionTree
オブジェクトの cell ベクトルが格納されます。t
番目の成長した木をグラフィックで表示するには次のように入力します。view(CMdl.Trees{t})
バージョン履歴
R2009a で導入