MATLAB ヘルプ センター
カイ二乗乱数
r = chi2rnd(nu)
r = chi2rnd(nu,sz1,...,szN)
r = chi2rnd(nu,sz)
r = chi2rnd(nu) は、自由度 nu のカイ二乗分布から乱数を生成します。
r
nu
例
r = chi2rnd(nu,sz1,...,szN) は、カイ二乗分布から乱数の配列を生成します。ここで、sz1,...,szN は各次元のサイズを示します。
sz1,...,szN
r = chi2rnd(nu,sz) は、カイ二乗分布から乱数の配列を生成します。ここで、ベクトル sz は size(r) を指定します。
sz
size(r)
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自由度 10 のカイ二乗分布から単一の乱数を生成します。
10
nu = 10; r = chi2rnd(nu)
r = 19.7102
自由度 1 のカイ二乗乱数から成る 1 行 6 列の配列を生成します。
1
nu1 = ones(1,6); % 1-by-6 array of ones r1 = chi2rnd(nu1)
r1 = 1×6 2.5368 0.2447 0.4314 2.0153 0.0418 4.3486
既定では、chi2rnd は nu と同じサイズの配列を生成します。
chi2rnd
nu をスカラーとして指定した場合、chi2rnd は、sz1,...,szN で指定された次元をもつ定数配列となるように nu を拡張します。
すべてが自由度 3 のカイ二乗乱数から成る 2 行 6 列の配列を生成します。
3
nu2 = 3; sz1 = 2; sz2 = 6; r2 = chi2rnd(nu2,sz1,sz2)
r2 = 2×6 0.5761 5.3582 1.0124 0.9851 1.0529 3.0765 7.9240 1.7373 0.6291 7.0240 1.8496 2.2690
nu と sz を配列として指定した場合、sz で指定された次元と nu で指定された次元は一致していなければなりません。
自由度 3 ~ 8 のカイ二乗乱数から成る 1 行 6 列の配列を生成します。
8
nu3 = 3:8; sz = [1 6]; r3 = chi2rnd(nu3,sz)
r3 = 1×6 3.9690 7.0961 4.5651 2.4606 13.5038 8.8495
カイ二乗分布の自由度。正のスカラー値、または正のスカラー値の配列として指定します。
複数の分布から乱数を生成するには、配列を使用して nu を指定します。r の各要素は、nu 内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。
例: [9 19 49 99]
[9 19 49 99]
データ型: single | double
single
double
各次元のサイズ。整数の引数として個別に指定します。
nu が配列である場合、nu の次元と一致する次元 sz1,...,szN を指定しなければなりません。sz1,...,szN の既定値は nu の次元です。
単一の値 sz1 を指定した場合、r はサイズ sz1 行 sz1 列の正方行列になります。
sz1
いずれかの次元のサイズが 0 または負である場合、r は空の配列になります。
0
2 次元を超える場合、chi2rnd はサイズ 1 の後続次元を無視します。たとえば、chi2rnd(5,3,1,1,1) は、自由度 5 の分布に従う乱数から成る 3 行 1 列のベクトルを生成します。
(5,3,1,1,1)
例: 2,3
2,3
各次元のサイズ。整数の行ベクトルとして指定します。
nu が配列である場合、nu の次元と一致する次元 sz を指定しなければなりません。sz の既定値は nu の次元です。
単一の値 [sz1] を指定した場合、r はサイズ sz1 行 sz1 列の正方行列になります。
2 次元を超える場合、chi2rnd はサイズ 1 の後続次元を無視します。たとえば、chi2rnd(5,[3 1 1 1]) は、自由度 5 の分布に従う乱数から成る 3 行 1 列のベクトルを生成します。
(5,[3 1 1 1])
例: [2 3]
[2 3]
カイ二乗乱数。スカラー値、または sz1,...,szN と sz のいずれかによって指定された次元数のスカラー値の配列として返されます。r の各要素は、nu 内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。
chi2rnd はカイ二乗分布専用の関数です。Statistics and Machine Learning Toolbox™ には、さまざまな確率分布をサポートする汎用関数 random もあります。random を使用するには、確率分布の名前とパラメーターを指定します。分布専用の関数 chi2rnd は汎用関数 random より高速です。
random
乱数を対話的に生成するには、乱数発生用ユーザー インターフェイス randtool を使用します。
randtool
すべて展開する
使用上の注意事項および制限事項:
以下のいずれかに該当する場合、生成されるコードは MATLAB® によって返される数列とは異なる数列を返す可能性があります。
出力が非スカラーである。
分布に対して入力パラメーターが無効である。
コード生成の詳細については、コード生成の紹介および一般的なコード生成のワークフローを参照してください。
この関数は、GPU 配列を完全にサポートします。詳細は、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
R2006a より前に導入
random | chi2cdf | chi2pdf | chi2inv | chi2stat
chi2cdf
chi2pdf
chi2inv
chi2stat
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