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バリアント パラメーターの値

ブロック パラメーターの値のバリエーションを実装

バリアント パラメーターを使用して、システムの値のバリエーションを単一のモデルで表現できます。シミュレートするバリアントに基づいてさまざまな値のセットをグループ化できます。それぞれの値のセットをバリアント制御に応じてアクティブにできます。バリアント パラメーターは任意の Simulink® ブロックに組み込むことができます。

複数のコンフィギュレーションがある自動車システムを表すモデルをシミュレートするとします。これらのコンフィギュレーションには多くの類似点がある一方、燃料消費、エンジンのサイズ、エンジンの気筒数などの値が異なる可能性があります。考えられるすべての値を表す複数のブロックをそれぞれ設計する代わりに、バリアント パラメーターを使用して変化する値をモデル化し、バリアント制御の選択に基づいて値を切り替えることができます。詳細については、バリアント制御の紹介を参照してください。

Variant Manager for Simulinkを使用して、モデル内のバリアント パラメーターを管理できます。

バリアント パラメーターの生成コードには、システムの考えられるすべての値を含めることができます。Activate Variant During Different Stages of Simulation and Code Generation Workflowで説明されているように、コードのコンパイル前やモデルの起動時に値を切り替えることができます。詳細については、Options to Represent Variant Parameters in Generated Code (Embedded Coder)を参照してください。

クラス

Simulink.VariantVariableCreate variant parameter object (R2021a 以降)
Simulink.VariantBankGroup all variant parameter values in structure array in generated code (R2023a 以降)
Simulink.VariantBankCoderInfoSpecify code generation properties for variant parameter bank (R2023a 以降)
Simulink.Variantバリアント選択を制御する条件を指定
Simulink.VariantControlCreate a variant control variable object (R2021a 以降)
Simulink.Parameterパラメーター値の保存、共有、構成

関数

enumerationクラスの列挙型メンバーと名前

トピック

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