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getSimulationMetadata

Simulink.SimulationOutput オブジェクト内のシミュレーション メタデータへのアクセス

    説明

    simMeta = getSimulationMetadata(simOut) は、Simulink.SimulationOutput オブジェクト simOut に保存されているシミュレーション メタデータを返します。シミュレーション メタデータには、モデルに関する情報、シミュレーションの実行およびタイミング、シミュレーション中に発生したエラーと警告に関する詳細が含まれています。

    シミュレーション メタデータは、ドットを使用して SimulationMetadata プロパティの値にアクセスすることによって取得することもできます。

    simmetadata = out.SimulationMetadata;

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    結果を単一の Simulink.SimulationOutput オブジェクトとして返すようにしてシミュレーションを実行すると、シミュレーション メタデータが Simulink.SimulationMetadata オブジェクトとして返されます。シミュレーション メタデータにアクセスするには、ドット表記を使用して SimulationOutput オブジェクトの SimulationMetadata プロパティにアクセスするか、getSimulationMetadata 関数を使用します。

    モデル vdp を開きます。

    mdl = "vdp";
    openExample("simulink_general/VanDerPolOscillatorExample", ...
        SupportingFile=mdl)

    モデルのシミュレーションを実行します。モデル vdp では [単一のシミュレーション出力] パラメーターが有効になっているため、シミュレーションの結果が単一の SimulationOutput オブジェクトとして返されます。

    out = sim(mdl);

    getSimulationMetadata 関数を使用してシミュレーション メタデータを取得します。

    simmeta = getSimulationMetadata(out)
    simmeta = 
    
      SimulationMetadata with properties:
    
            ModelInfo: [1×1 struct]
           TimingInfo: [1×1 struct]
        ExecutionInfo: [1×1 struct]
           UserString: ''
             UserData: []

    入力引数

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    シミュレーション結果。Simulink.SimulationOutput オブジェクトとして指定します。

    出力引数

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    シミュレーション メタデータ。Simulink.SimulationMetadata オブジェクトとして返されます。

    バージョン履歴

    R2015a で導入

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