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export

シミュレーション データ インスペクターの信号のデータをワークスペースまたはファイルにエクスポート

説明

sigData = export(sig) は、シミュレーション データ インスペクターの 1 つ以上の信号のデータをワークスペースにエクスポートします。

  • sig がスカラーの Simulink.sdi.Signal オブジェクトの場合、sigDatatimeseries オブジェクトです。

  • sigSimulink.sdi.Signal オブジェクトの配列の場合、sigData は入力配列の各信号の Simulink.SimulationData.Signal オブジェクトを含む Simulink.SimulationData.Dataset オブジェクトです。

sigData = export(sig,startTime,endTime) は、1 つ以上の信号の開始時間 startTime と終了時間 endTime で定義された区間の部分をワークスペースにエクスポートします。

export(___,Name=Value) は、1 つ以上の名前と値の引数で指定されたオプションに従って、シミュレーション データ インスペクターの 1 つ以上の信号をワークスペースまたはファイルにエクスポートします。

ほとんどの信号については、ワークスペース、MAT ファイル、または Microsoft® Excel® ファイルにデータをエクスポートできます。

信号にビデオ データが含まれる場合は、信号を MP4 ファイルにエクスポートできます。MP4 ファイルへのビデオ信号のエクスポートは、Linux® オペレーティング システムではサポートされていません。

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この例では、シミュレーション データ インスペクターで実行を作成し、データにアクセスし、ワークスペース内の timeseries オブジェクトに信号データをエクスポートする方法を示します。

モデル sldemo_fuelsys をシミュレートして、ログ データが含まれる実行をシミュレーション データ インスペクターで作成します。

sim('sldemo_fuelsys'); 

関数 Simulink.sdi.getCurrentSimulationRun を使用して実行にアクセスします。

fuelRun = Simulink.sdi.getCurrentSimulationRun('sldemo_fuelsys');

関数 getSignalByIndex を使用して、Simulink.sdi.Run オブジェクト内の 2 番目の信号を取得します。

sig = getSignalByIndex(fuelRun,2);

関数 export を使用して、信号データをワークスペースにエクスポートします。

ts = export(sig);

入力引数

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エクスポートする信号。Simulink.sdi.Signal オブジェクト、または Simulink.sdi.Signal オブジェクトの配列として指定します。

エクスポートする信号の開始部分。数値スカラーとして指定します。

例: sigData = export(sig,0,10) は、信号 sig の時間 0 から 10 までの部分をワークスペースにエクスポートします。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

エクスポートする信号の終了部分。数値スカラーとして指定します。

例: sigData = export(sig,0,10) は、信号 sig の時間 0 から 10 までの部分をワークスペースにエクスポートします。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前は、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

例: to="file",filename="mySpreadshee.xlsx"

データのエクスポート先。次のいずれかとして指定します。

  • 'variable' — 1 つ以上の信号をワークスペースにエクスポートします。

  • 'file' — 1 つ以上の信号を MAT ファイル、Microsoft Excel ファイル、または MP4 ファイルにエクスポートします。

    データをファイルにエクスポートする場合、名前と値の引数 filename を使用してファイル名を指定します。

例: to="file",filename="mySpreadsheet.xlsx"

データをエクスポートするファイルの名前と種類。string または文字ベクトルとして指定します。ファイルの種類を指定するにはファイル拡張子を含めます。

  • .mat — データを MAT ファイルにエクスポートします。

  • .xlsx — データを Microsoft Excel ファイルにエクスポートします。

  • .mp4 — データを MP4 ファイルにエクスポートします。

ファイル名に拡張子を指定しない場合、データは MAT ファイルにエクスポートされます。

名前と値の引数 filename を指定するには、名前と値の引数 to'file' と指定する必要があります。

MP4 ファイルにビデオ信号をエクスポートするには、次を行います。

  • 信号は、2D または 3D で RGB またはモノクロのビデオ データを含んでいなければなりません。

  • 信号値のデータ型は doublesingle、または uint8 でなければなりません。

  • 信号は、多次元のサンプル値をもつ単一の信号として表現されなければなりません。

    信号データをエクスポートする前に、関数 collapse を使用して信号の表現の変換が必要になる場合があります。詳細については、Analyze Multidimensional Signal Dataを参照してください。

例: to="file",filename="mySpreadsheet.xlsx"

ヒント

  • 1 つの信号を MAT ファイルにエクスポートする場合、データは timeseries オブジェクトとして MAT ファイルに保存されます。

  • 複数の信号を MAT ファイルにエクスポートする場合、データはエクスポートする各信号の Simulink.SimulationData.Signal オブジェクトを含む Simulink.SimulationData.Dataset オブジェクトとして保存されます。

  • Microsoft Excel ファイルにエクスポートされたデータは、Microsoft Excel のインポート、エクスポート、ログ形式で説明した形式を使用して保存されます。

  • データを Microsoft Excel ファイルにエクスポートする場合、名前と値の引数 overwritemetadata、および sharetimecolumn を使用して追加オプションを指定できます。

既存の Microsoft Excel ファイル内で上書きするデータ。'file' または 'sheetsonly' として指定します。

  • 'file' — エクスポートされたデータでファイル全体を上書きする。

  • 'sheetsonly' — エクスポートされたデータに対応するデータを含む Microsoft Excel ファイルのシートのみを上書きする。

名前と値の引数 overwrite は、データを Microsoft Excel ファイルにエクスポートする場合にのみ指定します。

データを既存の MAT ファイルにエクスポートする場合、エクスポートされたデータによってファイル全体が上書きされます。

例: overwrite="sheetsonly"

エクスポートされた Microsoft Excel ファイルに含めるメタデータ。string 配列として指定します。既定では、エクスポートされたファイルにメタデータは含まれません。次のメタデータを Microsoft Excel ファイルにエクスポートできます。

  • dataType — 信号のデータ型

  • units — 信号の単位

  • blockPath — ログに記録された信号のソース ブロックへのパス

  • interp — 信号の内挿法

  • portIndex — ログ記録された信号のソース ブロックの端子のインデックス

エクスポートされたファイルでのメタデータの順序は、string 配列でのメタデータ オプションの順序で決まるわけではありません。常にMicrosoft Excel のインポート、エクスポート、ログ形式で説明している順序になります。

例: metadata=["units" "dataType"]

同一の時間データをもつ信号がエクスポートされた Microsoft Excel ファイルで時間列を共有するオプション。'on' または 'off' として指定します。既定では、同一の時間データをもつ信号はエクスポートされたファイルで時間列を共有します。この値を 'off' に指定すると、エクスポートされたファイル内の各信号は独自の時間列をもちます。

例: sharetimecolumn='off'

出力引数

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エクスポートされた信号データ。timeseries オブジェクトまたは Simulink.SimulationData.Dataset オブジェクトとして返されます。

代替方法

シミュレーション データ インスペクターを使用してデータをワークスペースまたはファイルにエクスポートできます。詳細については、シミュレーション データ インスペクターのデータと表示の保存および共有を参照してください。

バージョン履歴

R2017b で導入