validate

ブロックパスが有効なブロック階層を示しているかを特定します。

構文

validate(bp)

validate(bp) は、ブロックパスが有効なブロック階層を表しているかを判別します。ブロックパスが無効である場合、関数はエラーを返します。関数は以下を確認します。

ModelReferenceHierarchy という名前のプロジェクトを開きます。

openProject("ModelReferenceHierarchy");

プロジェクトで sldemo_mdlref_depgraph を最上位モデルとしたモデルの階層構造が開きます。

ブロックを正しく表す Simulink.BlockPath オブジェクトを作成します。

bp = Simulink.BlockPath(...
    {'sldemo_mdlref_depgraph/thermostat',...
    'sldemo_mdlref_heater/Fahrenheit to Celsius'});

ブロックパスが有効であるかどうかをチェックします。

validate(bp);

ブロックパスが有効であるため、関数はエラーを返しません。

ブロックを正しく表していない Simulink.BlockPath オブジェクトを作成したとします。たとえば、パス内のモデル名やブロック名にタイプミスがある場合などです。この場合、ブロックパスが無効であるため、関数はエラーを返します。

完全に指定されたブロックパス。Simulink.BlockPath オブジェクトとして指定します。このブロックパスは、モデルの階層構造が同じモデルを複数回参照する場合でも、モデルの階層構造内のブロックを一意に特定します。

R2010b で導入