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open

指定したモデル、ライブラリ、サブシステム、ブロックを開く

説明

open(bp) は、指定したモデル、ライブラリ、サブシステム、またはブロックを開きます。これは、現在のフォルダー ブラウザーでモデルやライブラリをダブルクリックするか、Simulink® エディターでサブシステムやブロックをダブルクリックすることに相当します。

open(bp,Name,Value) は、指定したモデル、ライブラリ、サブシステム、またはブロックを、追加のオプションで開きます。

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ModelReferenceHierarchy という名前のプロジェクトを開きます。

openProject("ModelReferenceHierarchy");

プロジェクトで sldemo_mdlref_depgraph を最上位モデルとしたモデルの階層構造が開きます。

モデルの階層構造内の参照モデルを表す bp という名前の Simulink.BlockPath オブジェクトを作成します。

bp = Simulink.BlockPath(...
    {'sldemo_mdlref_depgraph/thermostat',...
    'sldemo_mdlref_heater/Fahrenheit to Celsius'});

bp で指定される参照モデルをモデルの階層構造のコンテキストで開きます。

open(bp)

ModelReferenceHierarchy という名前のプロジェクトを開きます。

openProject("ModelReferenceHierarchy");

プロジェクトで sldemo_mdlref_depgraph を最上位モデルとしたモデルの階層構造が開きます。

モデルの階層構造内の参照モデルを表す bp という名前の Simulink.BlockPath オブジェクトを作成します。

bp = Simulink.BlockPath(...
    {'sldemo_mdlref_depgraph/thermostat',...
    'sldemo_mdlref_heater/Fahrenheit to Celsius'});

bp で指定される参照モデルを新しいウィンドウで開きます。

open(bp,'OpenType','new-window')

入力引数

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完全に指定されたブロック パス。Simulink.BlockPath オブジェクトとして指定します。このブロック パスは、モデルの階層構造が同じモデルを複数回参照する場合でも、モデルの階層構造内のブロックを一意に特定します。

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前は、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

例: open(bp,'OpenType','new-window')

オブジェクトを新しいタブまたはウィンドウで開くオプション。'OpenType''current-tab''new-tab'、または 'new-window' で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。このオプションは、Simulink.BlockPath オブジェクトで指定されるサブシステムまたはモデルが、それぞれ現在のウィンドウおよびタブで開くか、新しいタブで開くか、または新しいウィンドウで開くかを決定します。

データ型: char | string

ブロック マスクの下のオブジェクトを開くオプション。'Force''off' または 'on' で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。この引数が 'off' に設定されている場合、関数はブロック マスクを開きます。この引数が 'on' に設定されている場合、関数はマスクの下のブロックのダイアログ ボックスを開くか、またはマスクされたシステムを新しいタブで開きます。これは [マスク内を表示] メニュー項目と同じことです。これにより、ブロック マスクにかかわらず Simulink.BlockPath オブジェクトが強制的に開かれます。

データ型: char | string

バージョン履歴

R2019a で導入

参考

オブジェクト

関数