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jc_0009: 信号名の伝播表示
R2020a 以降
該当ガイドライン
Control Algorithm Modeling Guidelines - Using MATLAB®, Simulink®, and Stateflow®
サブ ID 推奨事項
NA-MAAB — 推奨事項なし
JMAAB — a、b
MATLAB バージョン
すべて
ルール
サブ ID a
階層をまたぐ信号の信号名を定義する場合、伝播される信号名が表示されるように信号プロパティ [伝播信号の表示] を選択します。
ただし、次の条件のいずれかに該当する場合は、[伝播信号の表示] を選択しないでください。
ライブラリが含まれるサブシステム内
再利用可能な関数が設定されているサブシステム内
信号名が、Bus Creator ブロックの出力端子信号に設定されていない
該当なし
伝播された信号名が表示されています。
サブ ID b
信号出力の伝播された信号名が表示されるように、以下のブロックに対して信号プロパティ [伝播信号の表示] を選択します。
該当なし
伝播された信号名が表示されています。
Inport ブロックおよび Goto ブロックに接続している信号に名前がないため、[伝播信号の表示] を選択する必要はありません。
Inport ブロックおよび Goto ブロックに接続している信号に名前がないため、From ブロックおよび Gain ブロックに接続する信号は名前なしのままにできます。
Inport ブロックと Goto ブロックに接続している信号に名前がありませんが、From ブロックと Gain ブロックに接続している信号に対して [伝播信号の表示] が選択されています。
信号が伝播しているかどうかに関係なく、[伝播信号の表示] は選択されていません。
Inport ブロックと Goto ブロックに接続している信号に名前がありませんが、From ブロックと Gain ブロックに接続している信号に名前が付いています。
Gain ブロックと Signal Specification ブロックに接続している信号に名前がありませんが、Signal Specification ブロックと Outport ブロックに接続している信号に対して [伝播信号の表示] が選択されています。
信号が伝播しているかどうかに関係なく、[伝播信号の表示] は選択されていません。
Gain ブロックと Signal Specification ブロックに接続している信号に名前がありますが、Signal Specification ブロックと Outport ブロックに接続している信号にも名前があります。
Function-Call Generator ブロックと Function-Call Split ブロックに接続している信号に名前がありませんが、Function-Call Split ブロックと Function-Call Subsystem ブロックに接続している信号に対して [伝播信号の表示] が選択されています。
信号が伝播しているかどうかに関係なく、[伝播信号の表示] は選択されていません。
Function-Call Generator ブロックと Function-Call Split ブロックに接続している信号に名前があり、Function-Call Split ブロックと Function-Call Subsystem ブロックに接続している信号にも名前が付いています。
根拠
サブ ID a、b:
信号線の接続ミスを防ぎます。
信号線名の間違いを防ぎます。
検証
モデル アドバイザー チェック: Check signal name propagation (Simulink Check)
最終更新
R2020a
バージョン履歴
R2020a で導入