findIndex
指定された変数の名前と値に一致するメンバーのワークスペース アンサンブル メンバー インデックスを特定
説明
findIndex は、診断特徴デザイナーで生成されたコードで使用される関数です。
は、変数 index = findIndex(wensemble,varname,value)varname の値を含むメンバーのインデックスを特定します。
たとえば、findIndex(outputEnsemble,'File',filename) と指定し、filename がアンサンブル データストアから最後に読み取られたファイルを識別する場合、findIndex はそのファイル名に関連付けられているワークスペース アンサンブル メンバーのインデックスを特定します。
診断特徴デザイナーで生成されるコードでは、次の条件で writeMember、readMember、および findIndex が使用されます。
入力データがファイルまたはシミュレーション アンサンブル データストアである。
コード生成時の計算オプションで、結果をアンサンブル データストアに書き戻すのではなく、結果をローカル メモリに格納するように指定している。
コードで workspaceEnsemble オブジェクトを使用して管理しているローカル バージョンのデータ内での読み取りと書き込みの際にメンバー インデックスを明示的に指定すると、元のアンサンブル データストアとのメンバーの同期が確実に維持されます。この同期は、信号の残差を計算する前処理としてアンサンブルの統計を計算する場合など、逐次的なメンバーの処理ループがある場合に必要です。
空のアンサンブルから始まる最初のメンバーの処理ループでは、インデックス付けは必要ありません。それぞれの新しいメンバーの結果がアンサンブルの最後にコードによって追加されます。
2 番目のループでは、インデックスにより、更新されたメンバーの結果を現在取り込まれているアンサンブル内の正しい位置にコードで書き込むことができます。
アンサンブルの統計の二重処理ループの詳細については、アプリで生成された MATLAB コードの構造を参照してください。
入力引数
出力引数
バージョン履歴
R2020a で導入